最近のゾンビ映画は、クオリティが高くてもう実際にゾンビが存在しているんじゃないかというぐらいの迫力ですね。
ゾンビマニアにとってはたまらないですが、実は昔ほど怖くなくなってきていて、マンネリしてきているのも事実です。
ホラー映画って、昔はもっとチビるくらい恐い存在じゃなかったかな・・・
ストーリー
ゾンビに感染した人が、とあるワクチンを注射することで、ゾンビ化するのを防いでいるが、1日ぐらいしか効かず、毎日ワクチンを注射し続けなければいけないらしい。
もちろんゾンビ化してしまった人は、「リターンド」と呼ばれ、軍隊から追われる身であり、人々からも白い目で見られる存在。
リターンドは、もとに戻らないため、殺すしかないのだが、とある病院で、タンパク質注射を永久的にできる薬の開発に成功したという報道がされる。
だが、まだ実用化されておらず、日々ワクチン注射をしている人は待ち望んでいる状態。
もしも、毎日注射しているワクチンが世の中から枯渇してきたとしたら、人々はそれを奪い合い、仲のいい人たちが、自分の為を最優先する行動に移り変わる。
キャスト・スタッフ
監督 | マヌエル・カルバージョ |
脚本 | アテム・クライチェ |
音楽 | ジョナサン・ゴールドスミス |
ケイト | エミリー・ハンプシャー |
アレックス | クリス・ホールデン=リード |
ジェイコブ | ショーン・ドイル |
アンバー | クローディア・バソルス |
評価
★★★★☆
非常に哀愁漂う作品だが、人の心理をうまく着いたストーリー展開で最近のゾンビ映画のドタバタモノというよりは、少し知性派の部類の作品だった。
ワクチンを奪い合う人間の姿は醜いだろうが、愛する人の為にやらざるを得ない心理は何とも代えがたい苦悩だという事もよく理解できる。
もっともこの映画の気に入った点としては、ゾンビ映画で有りがちな「後ろ!後ろ!」という事はい一切なく、淡々と見られるし、かなり感情を揺さぶられるので、是非夜中にしんみり見て欲しい。
予告編
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