
今は、部下も上司もも同僚さえもいない一人会社の自分ですが、たまにチーム開発を行うことがあります。
その時に、50を過ぎたエンジニアは大体において年長者になるので、マネジメントをするケースが結構多いんですよね。
単純にエンジニアスキルが高いからマネージメントをする役割になるというのではなく、ミーティングなどで意見をたくさん言う(それも革新的な)人がチームリーダーになりがちです。
あとは、エンジニアの経験年数の多さも、リーダーになるべく基準になる可能性も高いですね。
何はともあれ、チームをマネジメントする際に、部下と言わず、チームメンバーにレクチャーしたり、色々なことを教えたりすることも多いので、この書籍を読んでみることにしました。
レビュー
★★★☆☆
正直、星2.5というぐらいのレビュー点数なんですが、甘くつけて3つにしておきました。
過去に役員研修というのを受けたことがあるんですが、これがとてもひどい圧迫研修だったため、個人的にこうしたマネジメント研修ってあまり良い印象が無かったんですが、この書籍の講師をよくしている筆者は、比較的緩めの研修をするイメージでした。
マネジメントって結局のところ、コミュニケーション術なわけで、上司が・・・とか部下が・・・という一方的な見方ではどうしようもないのですが、上司というのは、部下の失敗を背負う損な役割でもあります。
中間管理職という、ネガティブワードも存在していて、管理職なのに、その上司の言う通りに動かなければいけないのが中間管理職。
自分の意見など挟む余地のないマネジメント業に嫌気がさしている人も多いでしょう。
最近では、モンスター部下(新人)などもいて、中間管理職になりたがらない人も多いようですね。
この書籍では、損な上司と部下としての関係性での話がメインになっていますが、実際は組織の構成ってそうではないと言う意見も多いかもしれませんね。
でも、この書籍では、そうは言っても、その組織で仕事をして行く以上、ちゃんと上司としての役割を果たすためのセオリーが書かれていました。
ガタガタ言ってないで、まずは自分のやることの正解を知ると言う意味では、読んでおいても良いかもしれませんね。
この書籍から学べるポイント
リーダーシップ構築の4ステップ
1. 「自分を知る」
2. 「セルフリーダーシップ」を発揮する
3. 「相手(部下・チームなど)」を知る
4. 「リーダーシップ」を発揮する
失敗するリーダーの特徴
1. リーダーが「自分自身」のことを知らない
2. リーダーが「自分」をマネジメントできていない
3. リーダーが「チーム」や「部下」のことを知らない
4. リーダーシップのやり方を間違っているか、スキルや経験が不足している
リーダー自身がよく感じている課題
・リーダー自身が「モチベーション不足に悩んでいる
・リーダー自身が「自分の将来」を描けない
・どのように「部下を導けばいいか」わからない
・リーダー自身が「会社のことを理解できていない」ので、部下に説明できない
・直属の上司との関係に悩んでいる
筆者のリーダーシップ研修を受けた人の感想
以前は、「部下をいかに動かすか?」ばかりを考えていたけど、相手を変えることはできない事が実感できた。
自分の姿勢(背中)を見せて、チームに波及した時に、景色が変わった。
自分を知る4つの方法
1. 自分の「過去」を知る「キャリアや人生を振り返る」
2. 自分の「現在」を知る「セルフマネジメントシート」を使う
3. 自分を深く知る「3つの声」を聞き分ける
4. 自分の「未来」を知る「ぶっとんだ目標」を立てる
キャリアシート
・今まで達成してきたこと
・失敗したこと
・乗り越えた経験
・嬉しかったこと
・感謝したこと
・一番「時間」をかけたこと
・一番「お金」をかけたこと
・人から褒められたこと
・得意のことと苦手なこと
・大切にしている価値観
・ないがしろにしてきた事
・長所、短所
・強み、弱み
・上司との関係(よかった上司、嫌だった上司)
・同僚、仲間との関係(よかった関係、嫌だった関係)
・後輩、部下との関係(よかった関係、嫌だった関係)
・業務について(好きな業務、苦手な業務)
・職場について(好きな職場、苦手な職場)
セルフマネジメントシート
ステップ1. 「気になっていること」「やるべきこと」「やりたいこと」を紙に書き出す
ステップ2. 客観的に眺め「気付いたこと」「感じたこと」を書く
ステップ3. 「本当はどうしたい?」と問いかけ、理想の状態を書き出す
ステップ4. 具体的なアクションプランを書き出す
3つの声を聞き分ける
自分を深く知るために「欲望」を知る
1. 頭の声 : 普段考えていること
2. 体の声 : 体の状態やコンディション
3. 心の声 : 感じていること、気持ち
自分の口癖をマネジメントする
・「でも」の代わりに「それなら」「じゃあ」を使う
・「だって」の代わりに「だからこそ」を使う
・「どうせ」の代わりに「どうせなら」を使う
・「難しい」の代わりに「もしできるとしたら」を使う
・「わからない」の代わりに「わからないからこそ」を使う
・「忙しい」と言う言葉は使わないと決める
二念をつがない
禅の言葉で、「目の前に起こったことを、ありのままに捉える」と言う意味です。
人の思考は通常2つあり、
一念 : 最初に湧いてきたしこう
二念 : 自分の主観的な意見や解釈
「振り返り」はいいが「ダメ出し」はしない
振り返りは、頻度、順番、やり方を正しく行い、活用の仕方によって、前向きな思考を持つことができる。
セルフリーダーシップ
毎日「本気の30分を作る」。
筆者は、この30分を「プライムタイム」と呼んでいて、「仕事が捗る時間」として集中力を高めるようにして生産性をあげているのだそうです。
コミュニケーションマネジメントのポイント
1. 「相手の興味関心」に関心を持つ
2. 共通点を見つける
3. できることを「承認」する
あとがき
いつものように、書籍の要約をしてみると、2度その書籍を読むことができて、より深く理解する事ができます。
コスられまくっているぐらい、当たり前のことばかり書いているんですが、マネジメント以外でもできていない人って、これらの基礎が理解できていないか、本能的にできない人なんでしょうね。
どんな場面で自分が失敗行動をしているかを、自己認識することで、二の轍を踏まないようにして自分を成長させることができるんだと思います。
ポイントに書かれている内容が書籍で深く説明してあったり、場面などのケースサンプルが書かれているので、興味のある人は呼んでおくことで、部下がいない人であっても、人間力は上がると思いますよ。
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