
本を読んでて、「パノプティコン」というキーワードが出てきました。
はて?なんじゃそりゃ???
読み進めると、それは哲学者の考えた「一望監視施設」という、刑務所のシステムでした。
監視者からは、受刑者が一望監視できるけど、受刑者からは監視者が見えない造りになっているみたいです。
そして、効率も重視されていて、中央に監視者がいて、取り囲むように円形の刑務所になってるのだそうです。
このパノプティコンを頭で考える思考として考えると、「思考効率も良くなるのではないか?」と、
独自の考え方で、この思考法を思考してみたいと思います。
・・・一体何言ってんだオレ。
パノプティコン思考とは何か?
本来のパノプティコンは、他者からの「監視」を前提にした仕組みですが、思考に転用すると少し意味合いが変わってきます。
パノプティコン思考とは、自分の思考を常に“見られている前提”で配置し、整理し、観察する考え方だと捉えてみました。
頭の中に散らばる
アイデアや感情、疑問や違和感を、円形に並んだ「思考の部屋」に入れておき、中央にもう一人の自分(監視者)を置くイメージです。
その中央の自分は、判断せず、感情移入せず、ただ眺めるだけ。
すると、不思議なことに思考の暴走や堂々巡りが減っていきます。
でもこれって、メタ認知と同じじゃね?と思った人、そうなんですよね、メタ認知が苦手な人がこういうイメージで自己評価してみると良いんじゃないかと思ったのが、「パノプティコン思考」なんですよ。
「見られている前提」が生む思考の変化
人は誰かに見られていると、自然と行動が整います。
部屋にカメラがあると散らかしにくくなる、あの感覚に近いものです。
パノプティコン思考では、
「この考え、第三者が見たらどう映るだろう?」
「感情だけで走っていないか?」
と、自分で自分を監視します。
この“自己監視”が入ることで、以下のような効果が期待できます。
・思考が言語化されやすくなる
・極端な結論に飛びにくくなる
・アイデアの前提条件が見えやすくなる
結果として、思考効率が上がったように感じるんじゃないでしょうか?
ん?ならない?自分だけ?
もう少し突っ込んで考えてみます。
思考を円形に配置するという感覚
もう一つ面白いのが、思考を「序列」ではなく「配置」で捉える点です。
優先度順に並べるのではなく、円形に配置して全体を一望するということ。
すると、
「この考えと、この考え、実は近い位置にあるな」
「これは中心から遠い、つまり今は重要度が低いな」
といった関係性が直感的に見えてきます。
まさに、
コネクティングドッツ!!
エンジニア的に言えば、リスト構造ではなく、グラフ構造で思考を見る感じです。
これが、発想の飛躍や組み合わせを生みやすくしてくれます。
監視者は厳しくなくていい
ここでいくつかの注意点があります。
中央の監視者は、決して厳しい上司みたいな目であってはいけません。
「それはダメだ」
「浅い」
「意味がない」
こういうジャッジを始めると、思考は一気に萎縮します。
理想は、ちょっとニヤニヤしながら眺めている変な自分です。
「へぇ、今こんなこと考えてるんだ」
「相変わらずくだらないな」
くらいがちょうどいい。
あまり言いたくはないですが、自分をストーキングしているような感じですね。
あとがき
こうして書いてみて改めて思いましたが、結局これは「自分を一歩引いて観察しよう」という話を、哲学っぽい単語で遊んでいるだけかもしれません。
でも、こうやって変な名前を付けて、変な比喩で考えると、いつもの思考がちょっと楽しくなる・・・
たぶんそれで十分です。
次に本でよく分からない言葉が出てきたら、「よく分からないまま、自分流に使ってみる」そんな雑な態度も、案外悪くない思考法なのかもしれません。
…いや、やっぱり何言ってんだオレ。
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