QRコードのお作法 #1 粒度のおもてなし

2019/09/23

テクノロジー

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日本で発明されたQRコードは、なんちゃらペイ系のバーコード代わりとして頻度高く利用されていて、もはやなくてはならない技術であると言ってもいいでしょう。 そんなある日、テレビのデジタル放送の情報チャンネル(dボタンを押して表示されるモード)を見ていた時の事。 放送内の情報をインターネットでも見られるとのことで、番組WEBページと連動しているQRコードが表示されていたんですが、恐ろしいほどの粒度の細かさで、スマートフォンでの認識が非常に困難だったという経験がありました。

QRコードの粒度について

そもそもQRコードの粒度ってあまり気にしていない人も多いかもしれませんが、以下の画像を見て、なんとなくシンプルな方が好感が持てませんか? http://blog.myntinc.com/ https://blog.myntinc.com/2019/09/qr-1.html QRコードは、埋め込む文字数によって、粒度が変わってきます。 ブログサイトのトップページと記事ページのURLで、少しの差ですが、目で見て分かるぐらいの感じで粒度が細かくなってきます。 これをamazonのURLをそのままQRコード化してみると・・・ https://www.amazon.co.jp/dp/B0791YQWJJ/ref=bb1_tanl_ac03acf0b00d?pf_rd_p=5cd41be5-d796-4ac6-9999-507b1b822c17&pf_rd_r=V2WCTXZWH9FN8HZQEZHT こんな感じになってしまいます。

短縮URLサービスを使うおもてなし

こんな時に便利なサービスがbitlyなどのショートリーと言われるURL短縮サービスです。 どんなに長いURLでも、上記の粒度で固定化できます。 短縮URLサービスは、他にも色々な企業が提供していますが、大体のサービスでアクセス履歴などの機能がついていて、どれだけアクセスされたかの簡易アナリティクスを行うこともでき、QRコードで使わない手はありません。 めんどくさがらずに、こうしたところに気が回っている企業と、ユーザーライクに気がついていない企業では、サービス品質なども目に見えて分かる気がしますね。 たかがQRコードとあなどるなかれ、そこから見える扱う人の本質までプロファイリングできてしまう事にも気が回っていないと、色々な物事のスピードが早くなってきている世の中勝ち抜いていくことはできないでしょうね。

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