WindowsOSでMacよりも唯一いい機能だと感じるのは、マウスの右クリック項目です。
そもそもマウスはMachintoshが最初なのですが、右クリックはWindowsが最初って知ってました?
今では「右クリック」って無いと不便すぎるんですが、Apple製品では右クリック専用ボタンを見た目で表示しないようにしていますね。
Apple Store
ストアを見ると、何となく右クリックボタンを避けているのが分かると思います。
ちなみに、古いMacOSを使っている人は以下の記事を参照ください。
Macで右クリックをして「新規ファイルを作成」する方法
右クリックの優位点
Windowsの右クリックでは、ファイルやフォルダのコピペや、新規ファイル、フォルダの作成、削除、などなど、
ようするに、ファイル操作とフォルダ操作が、非常に便利に行える点です。
これに比べてMacOSは、昔から右クリックがユーティリティに頼りっきりで、OSレベルでは少し物足りなさがありました。
Macは、Finder概念で上部にあるメニュー項目の「ファイル」で操作するのが一応レギュレーションだからでしょうね。
そして、この中には、デフォルトで「フォルダ作成」しか無いため、ファイル作成は、各アプリケーションで新規作成したファイルを保存して初めて作られます。
そこで、過去に「Xtrafinder」というユーティリティを紹介したのですが、MacOSXのバージョン10.11あたりから、なぜだかOS側でデフォルトで使えないアプリケーションになってしまい、裏コマンドなどを使って対応してきましたが、
現時点での最新版「High Sierra」では、インストールすら出来なくなってしまいました。
とりあえず、新規ファイル作成は、めちゃくちゃ使う機能なので、探してみたところ、AppleScript(Autometor)を使ってある程度の条件付きでできることがわかったので、設置してみたいと思います。
ちなみに、下記ページにもほぼ同じ設定方法が書かれているので、ご参照ください。
参考ページ:
http://d.hatena.ne.jp/j_wort/20121223
Autometor設定
1. Autometor起動
Applicationフォルダにいるこいつを起動しましょう。
2. 「ファイル」-「新規」を選択
画面上部のメニューを選択。
3. 「サービス」-「選択」をクリック
4. 「ファイルまたはフォルダ」に切り替え、「ユーティリティ」-「AppleScriptを実行」をクリックして右画面にドラッグ
5. AppleScriptを記述
property defaultFileName : "newTextFile"
on run {input, parameters}
try
tell application "Finder" to set the sourceFolder to (folder of the front window) as alias
on error
-- no open folder windows
set the sourceFolder to path to desktop folder as alias
end try
set flagFileExists to true
set indexFile to ""
repeat while flagFileExists
set indexFile to (indexFile + 1)
tell application "Finder"
set flagFileExists to (exists file (defaultFileName & indexFile & ".txt") in sourceFolder)
end tell
end repeat
try
tell me
activate
set newFileName to text returned of (display dialog "Enter new file name" default answer "" & defaultFileName & indexFile)
end tell
if newFileName is not equal to "" & defaultFileName & indexFile then
set defaultFileName to newFileName
end if
set newFile to "" & sourceFolder & newFileName & ".txt"
if not flagFileExists then
set touchScript to "touch " & quoted form of (POSIX path of newFile)
set openScript to "open " & quoted form of (POSIX path of newFile)
do shell script touchScript
do shell script openScript
else
display dialog "File already exists"
end if
end try
return input
end run
6. ツールアイコンをクリックしてデバッグ
7. 保存して完了
実行&確認
上記設定が終わったら、Finderのフォルダを右クリックしてみましょう。
フォルダを右クリックすると、そのフォルダ内に新規textファイルが作成できます。
ファイルであれば、同一階層に作られます。
本当であれば、フォルダやファイル出ない場所を右クリックしても、ファイル作成したかったんですが、どうやらこれは出来ないようです。
フォルダはできますね。OSでファイルをつけてくれるだけで仕事効率アップするのにな〜