
我慢が苦手な人が増えてきた時代になった気がします。
昭和の時代はパワハラ三昧という印象の反面、NHKドラマの「おしん」のように我慢をすることの美学が今よりもレベルが高かった様にも思えます。
・楽しくないことは極力やらない。
・しんどいことはなるべく避ける。
・気に入らないことは自分から遠ざける。
昭和時代では絶対に通らなかったワガママは、令和になって当たり前になってむしろ推奨されるようにもなっているんじゃないでしょうか?
我慢って本当に悪くてダメなことなのかどうかを深掘りしてみたいと思います。
我慢の評価
我慢は、逃げずに耐えるとその後の
人生が変わることが多い
我慢をすると、
精神に耐久性が付く
我慢をすると、
他人から認めてもらいやすくなる
我慢している人は、
かっこよく見える
我慢をしない人は、
薄っぺらく見える
我慢をすると、
他人に優しくなれる
伝説のテレビ番組
昭和生まれの人が「我慢」という言葉を聞くと、テレビ番組の「ザ・ガマン」を思い浮かべる人も多いでしょう。
今では絶対に地上波ではできない企画の満載で、これを毎週やっていたという事実が今思い出しても笑けてきます。
この番組を見た事がない人のために、いったいどういう番組だったかを簡単に説明すると、
「番組が用意した課題をひたすら我慢する」という、単純な企画でした。
でも、この課題が本当にすごくて、
信じられない温度のお風呂に入って一番我慢できた人が勝ち。とか、
誰も食べたいと思わないゲテモノ(昆虫とか食べ物じゃないものもありました)を、全て一番早く食べた人の勝ち。とか、
色々なモノ(ムチや棒など)でパンツ一丁になってしばかれて、一番最後まで耐えられた人が勝ち。とか・・・
とにかく、むちゃくちゃやっていた番組でした。
まさに、昭和の時代の番組の代表と言ってもいいかもしれませんね。
もちろん、低俗評価で見ていられない場面も多かったですが、正直面白かったですね。
解説ページリンク :
wikiipedia
我慢のゲーミフィケーション
我慢ができない人は、もしかしたら継続が苦手な人なんじゃないかな?という関連性に気がつきました。
もちろん、関係ないかもしれませんが、自分の周囲の人たちを見ていると、
やっぱり我慢ができない人は、仕事なども含めて生活サイクルが一定でない人が多い。
ルーティンが苦手なので、継続がなかなかできない。
こうした人にオススメなのが、「我慢ゲーミフィケーション」です。
我慢をする事自体を、ゲーム化してしまう思考です。
熱いお風呂に入ったら、「10秒数えるまで出られたら、10ポイントゲット!」
しんどいジョギングをする時は、「犬とすれ違うたびに10ポイントゲット!」
やりたくない仕事をしたら、「仕事のできに応じて、10~20のポイントゲット!」
そして、「100ポイント貯まったら、好きなスィーツを1つ食べてよし」
誰かに言わなくても自分だけでできてしまう、
オウンゲームでもあります。
他人に知られると少し恥ずかしいかもしれないので、「他人に知られると、マイナス10ポイント」というルールを追加してもいいかもですね。
このゲームルールも自分で好きに変更してもいいしポイントは自分が気に入ったレベルにしてもいいんです。
とにかく、こうしたゲーミフィケーションを思考できるかできないかで、人生を楽しく過ごせるかどうかが大きく変わるとも言っていいんですよね。
あとがき
今回紹介した我慢ゲーミフィケーションは、自分一人が我慢すればいい場合に有効な思考術です。
人間関係など、他人が絡む事の我慢に関しては、あまり有効じゃないかもしれません。
対人コミュニケーションに悩む人も多いという話も自分の周辺でよく聞くので、それに有効な思考法も、思いついたらブログに書いてみたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿