
仕事でプログラミングをしている時に、PHPやJavascriptのネイティブ関数を調べる事ありますよね。
これまでは、ブックマークしていたリファレンスサイトの、見出しを探したり、サイト内検索をしたりしていましたが、
最近では、AIに聞いた方が早いと来たもんだ。
そして、簡単なスニペットなら、AIがその場で書き上げてくれる。
時短効率にもなるし、自分が想像していなかった書き方をしてくれて勉強になることもある。
これは、他人のコードレビューをしたり、Githubを眺めている時などにも勉強になることはあったが、
実際に自分がこれから書こうとするコードで勉強になるということは、非常にスキルアップが爆速につながる感覚がある。
もしかしたら、AIって、プログラミング・メンターとして優秀なのではないかと考えたので、ブログに思考をまとめてみたいと思います。
プログラミングメンターの役割
本来のメンターの役割は、「技術を教える」だけではないんですよね。
・課題に対しての考え方を整理する。
・方向性を示しつつ、自分で答えを導けるように導く。
・時には励まし、時には間違いを指摘する。
といった、思考の伴走者のような存在なのです。
AIに質問している時、自分の頭の中を整理しながら質問を組み立てるプロセスそのものが、すでに“メンタリング”に近い。
つまり、AIは単に「教えてくれる相手」ではなく、「考えを言語化させてくれる相手」と考えても良いのではないか?
AIにできて人にできないこと
AIは、即時に大量のコード例を提示できる。
AIは、言語仕様や最新トレンドに常にアップデートされている。
(または、ネットですぐに調べてくれる)
AIは、質問の文脈を分析し、関連情報を組み合わせて提案してくれる。
AIは、何百回でも、どんな時間でも、同じテンションで対応してくれる。
(なんなら、いつも褒めてくれる)
人間のメンターに「この関数の引数なんでしたっけ?」と何度も聞くのは気が引けるが、AIには遠慮はいらない。
気になることを細かく聞き出せるからこそ、
学習サイクルがとてつもなく早く回って効率がいい。
人にできてAIにできないこと
スキルの高い人は、経験からくる“直感的な判断”を持っている。
スキルの高い人は、チームの文化やプロジェクト背景を踏まえたアドバイスができる。
スキルの高い人は、感情的なサポートや、モチベーション維持の支援をしてくれる。
(または、モチベーションを高く保てるコツを知っている)
スキルの高い人は、「あえて遠回りを経験させる」ような成長促進をしてくれる。
(遠回りする経験こそがスキルアップにつながることを理解しているからとも言える)
AIは常に最適解を目指すが、現実のプロジェクトでは「正しいけど採用できない」コードも多い。
この
文脈を理解するには、人間の感性がまだ欠かせないとも思えますね。
結論
現時点で、AIは
プログラミングの世界における最強の補助輪になったと考えられる。
リファレンス検索の手間を省蹴るし、実践的な知識を高速で学習できる。
ただし、AIが導くのは「最短ルート」であり、「最適な選択」ではないこともある。
もちろん、AIをどう使うかを決めるのは自分自身なので最短ルートを通りたければAIオンリーでもいい。
でも、人としての成長はどうやらAIではできないので、学習効率は高いが、人間力のアップには、人のメンターが必要だと思った。
そして、AI時代のエンジニアに求められるのは、「質問力」と「判断力」とも感じた。
あとがき
個人的に、プログラミングをしていて、何か納得のできないコードになった場合に、AIにレビューをさせるというのは、最近よくやります。
その結果が、まあまあいいコードレビューしてくれるんですよね。
でも、ジョーダンを言い合ったり、笑い合ったりできないのが、AIを相手にした場合の物足りなさを感じる点なんですよ。
当たり前だし、AIと笑い合うことができたら、今の時代では、違和感が生まれるかもしれないですからね。
まだまだAIと笑い合える時代ではないとすると、人のメンターも必要な時代ということもわかりますね。
特に、なんでも初心者の人は、AIではなく人に頼った方がいい場合が多いような気がします。
少しでもコツがつかめたら、その後はAIでいいかもですね。
でも、寂しくなったら、確実に人。
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