Webデスクトップの制作 #00 概要

2024/10/07

アプリケーション

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eyecatch うちの会社のホームページは、Webデスクトップというあまり他に見かけないフレームを採用しています。 会社ホームページのリンク : https://myntinc.com
最近このホームページを見て連絡をいただける方が多いんです。 「どうやったらこんなサイトが作れるんですか?」とか、「うちの会社でもこんなWebページにしたい」というような内容です。 有り難いんですが、このページはうちのサーバーに適した設計にしているので、他のサーバーへの載せ替えをするには少し骨が折れるので、 これまでは、同じページを構築して欲しいというオーダーは全てお断りしていました。 でも、このページに変更して3年目に突入して、アップデートをしていない事もあり、陳腐化を感じていたので、作り直そうかな〜と少し前から考えていました。 という事で、いっそのこと、別のサーバーでも使えるように設計をやり直そうと思います。 何なら、以前電子書籍でも公開した「カンタンWEB」のように、構築する敷居を下げたバージョンにしてみたいと思います。

Webデスクトップについて

まず、開発着手前に、Webデスクトップについて解説しておきます。 インターネットが一般的になってきた1990年代後期から、2000年初めの頃にかけて、シンクライアントというシステムが、ビジネスの現場で一部使われていました。 これは、アプリやデータを、クライアント側のパソコンではなく、サーバーに置くことによって、ネットに繋がるどんなパソコンからでも、アプリケーションが同じ感覚で使えるという事を目的にしたシステムだったんですね。 でも実際は、当時の回線の遅さや、クライアントパソコンのスペックもインテルのペンティアムレベルだと、まるで使い物にならず、今では忘れられてしまった過去の遺物となってしまったようです。 その後、スマートフォンが登場して、独自のアプリをインストールすれば、仕事なんかは問題なくこなせるようになったし、 インターネットも今では5Gまで爆速化したことで、屋外でテレビ間隔で動画が見れてしまう時代になりました。 この過去と現在の中間に、Flashという、Macromediaの一世風靡したシステムがありましたが、IT政治において駆逐されてしまったことを記憶している人も多いのではないでしょうか? このFlashを使って、Webデスクトップを実現しようと、諸外国も含め多くのシンクライアントもどきが登場しました。 でも、Flashが亡き者にされてしまった今では、それらのサイトを見ることすらできなくなってしまったので、何とも残念な限りです。

Webデスクトップは有益か?

AppleのiPadは、まだ言葉もロクに話せない子供でも誰からも教わらずにいじってアプリを立ち上げて、youtube動画を見ることができてしまうことで有名です。 これは、スマートフォンからの派生であるタブレット端末のOSが、ユーザビリティを極めてシンプルかつ分かりやすく構築されたことによる恩恵でしょう。 一方、企業などが作るホームページは、未だにデザイン理論やらUI/UXやらで、決まった方向性などは定まったものが無く、正解も見えない領域に突入しています。 今まさに、Webスタンダードになってもいいと思ったのが、ホームページ上でもOSのデスクトップやiPadのようなわかりやすいインターフェイスがあってもいいんじゃないかと思い、最新技術が詰まったHTML5で実現してみるWebデスクトップは、かなり未知数のポテンシャルを持っていると考えられます。

Webデスクトップで実現したいこと

スマホアプリとして、同じ機能だけど、いろいろなアプリがたくさんアップされています。 でも、Webじゃないからスマホではアクセスできるけど、パソコンでアクセスできなくて、zoomのURLを取得できなくて困った経験ありませんか?(メールで送って何とかしたでしょう) 他にも、会社のホームページ機能としての、お問い合わせや、ニュース更新なども、お決まりのWebっぽい感じではなく、少しアプリっぽい表示でできたりもするし、 なんならWebRTCを使った、以前作ったCallMYNTというZoomのようなWebアプリも、Webデスクトップの機能にすることで、Discordのように気軽にWebを使って相手と目を見て会話をすることができるようになります。 こんな感じで、見た目と使い勝手をよりデスクトップに近づけたWebサイトを構築する事で、迷いがないユーザーインターフェイスを実現したいんですよね。

基本設計概念

すでにしてウチの会社で、モックアップを作って公開しているので、それを簡単にするために、HTML5(html+css+javascrit)で、ある程度の基本構造を作り込みたいと思います。 この状態だとサーバー書き込みができないので、サーバーサイドとしてのAPIを別途構築してそこで、文字データや画像やいろいろなファイルデータなどをアップロード、ダウンロードできるようにすることで、おおよそデスクトップとしての挙動は確率できるでしょう。 実際にデスクトップをHTML5で作るのは、敷居が高いのですが、本当に難しいのは、それをスマホでも操作できるようにするという事です。 これを、レスポンシブデザインのワンソースで行うことを目標にしますね。 (スマホのときには別ページが開くという仕様にはしません) こうすることで、ソースの運用が複数箇所に膨らむこと無くできる限り単一管理で行うことができるようになります。(切り分けをしっかり行えれば・・・)

SEOを強めたい

Webデスクトップというのは、もともとシンクライアントのように使われていた言葉ではないので、ネットで検索をしても、今回のような内容のページは今のところ一つも表示されません。 実際に使ってみて便利なので、多くの人に知ってもらいたいという思いから、電子書籍化するとともに、SEOにも少し力を入れて、世の中に広めてみたいと思います。

あとがき

今回は、Webデスクトップという概要を、まだ知らない人に向けて書いてみました。 これが出来上がったら、最終的にGoogleBloggerで0円公開できるように、ブロガーテーマを作っておきたいとも考えてます。 その先には、独自に作ったWebアプリや、ブラウザゲームなどのフォルダを作って、便利に運用できるし、友達のデスクトップと連携したり共有したり、覗き込んだりすることもできるようなSNS的なデスクトップも考えていくと、 非常に見たいを感じるWebデスクトップじゃないかなと思考が止まりません。 こんな面白い開発に参加したいと思う人はいないかな? アイデア出しから、利用領域のマネタイズまで、乗っかりたい人は是非ご連絡お待ちしています。

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