何故プログラミングをエンジニアに頼む費用は高いのか?

2020年11月26日

テクノロジー

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時給に換算すると、全国都道府県最下位の10倍ぐらいの、下駄です。 会社を立ち上げた時に、ホームページを作ってもらうのに、あまり費用を掛けたくないのは、なんとなくわかりますが、数十万円のコストが掛かってしまうことは、仕方がないかもしれません。 もちろん、自分で作ってもいいけど、見た目も機能も、素人レベルでは会社のブランドイメージとしてよろしくない。 また、プログラミングが得意なエンジニアを雇って作ってもらうにしても、エンジニアの給料って非常に高額なので、会社立ち上げ時にはなかなかつらい出費になる・・・ ましてや、会社の基盤となるITサービスを作ってもらいたいと考えている人っていくらぐらいの費用をかけてwebサービス開発を行おうとしているのか、とある経営者(会社を立ち上げたばかりの)にお話を聞いて、良いエンジニアが居つく会社とそうでない会社はここから見分けられるという事を感じた事をブログに書いておきたいと思います。

とある新規ベンチャーの話

とあるマッチングアプリで知り合った、A社というITを使った情報共有サービスで教育やHRなどの人材関係の機能を持ち、SNS的なコミュニティ機能や、他人から見た人材評価ができるような仕組みを持ったサービスを予定しているのだという話を聞きました。 そして、5年後、10年後の売上見込、この市場の現在の売上規模、立ち上げたばかりの会社の規模拡大の推移・・・などなど、将来予想を語る語る・・・ 夢物語として、話半分として聞いていても、聞いた人はお腹いっぱいになる感じですが、確かに根拠はありそうだと感じる。 しかし、まだ立ち上げた時点で、資金がほぼなく、現在銀行や投資家からの借り入れを模索しながら活動中とのこと。 大きい金額の資金が手に入れば、開発を拡大させたいのだが、それまでの時間ももったいなく、一刻も早く開発を行い、サービスを提供し始めたいのだそうだ。 よく分かるが、お金も土地も無いのに、豪華な家を建てたいという風にしか聞こえず、会社が成功したら、ストックオプションの付与と売上が上がったらボーナスも約束するので、限りなく安い金額で作ってくれないかというお願いをされましたが、 基本的には、こうしたお話は、ビジネスとしては、聞き流すことにしています。 エンジニアとして、うかつに参画してしまうと、他の仕事が疎かになるほど拘束される可能性も高く、webサービスの運用を流れでやるはめになると、ボランティア活動をして他の会社の売上に協力をしているという、なんとも納得のいかない状況になることは目に見えているし、これまで何度か経験をしたこともあるため、 申し訳ないが、お断りさせてもらっているんですね。 確かに、意気込みは買うし、内容は認めますが、会社の下半身に対しての予定がまるで建てられていない状況を分析すると、やはり未熟な会社であるという風な見方もできてしまいますからね。

開発コストが高い理由

そもそも、開発コストって非常に高いですよね? 会社の基幹システムを構築するというレベルになると、豪邸を一軒建てられるぐらいの費用がかかることも通常であるし、ほんの小さなツールを作ってもらおうとしても、100万単位ぐらいの金が見積もられます。 そもそも、システムの適正価格ってどのくらいなんでしょう? 発注をする人はこうした事を知りたいですよね? ITシステムに関わる値段って、実はあまり決まりもなく、販売元が自由につけている自由な世界なので、実は開発依頼をするようなシステムって、想定する機能の量とそれを開発する工数で計算されることが多く、ざっくり1ヶ月かかる機能は100万円となるのが多いのは、人件費がほとんどを占めているんです。 それで3ヶ月かかるなら、3人月・・・といった感じが通常でしょうね。 それ以外に、何かしらの有償パッケージを使う場合、セールスフォースのような、フレームワークが有料の場合は、そちらにも多くのコストがかかる場合もありますが、とにかく、システム費用はこうして計算されています。 そして、半年1年という工数で見積もられることも多く、10人で3ヶ月となると30人月という金額になりがちですが、本当に30ヶ月もかかるのもかどうかは、システムに対する目利きを持っていない依頼者からすると、受け入れるか、別の会社に相見積もりを取って、より安い方に頼むという事をする以外に方法はないのかもしれませんね。 もちろん、こうした時に、フリーランスエンジニアの人などは、自分なら半年で作り上げられるとして、圧倒的なコスト差を見せつける場合もあれば」、何も分からない依頼者を良いことに、大きな工数をふっかける受託会社も多くあるということを認識しておかないといけないかもしれませんね。

安く作ったシステムは安っぽいシステムになりがち

インターネットサービスも、アパレル業界のような流行デザインというのがあり、きっちりしたホームページも、3年後ぐらいに、なんだか古臭く感じてしまうのはそのためです。 ホームページデザインであれば、リニューアルすればいいのですが、システムやサービスの場合は、そう簡単に変更をするわけにはいきません。 そして、最初に「とりあえず動けばいい」というレベルで作られたシステムは、その後のシステムアップデートもシステム設計されておらず、アップデートすることすら困難なケースも何度も見たことがあります。 もちろん、それを構築したエンジニアのスキルや、汎用性を重要視した開発、標準的なスキルで対応できるシステム設計など、色々と最初に考えておきたい設計思想はありますが、残念ながら、システムを作って欲しいと依頼する人は、こうした思想に対して要望ができるケースはほとんどありません。 結果、支払った費用に応じた、受託開発会社の工数それなりの設計にされてしまう結果になります。 最近では、僕自身が、そうした設計が適正化を判断して欲しいという問い合わせをもらう事もあり、大手企業には厳しいフリーランスエンジニアとしての意見を応えて、依頼者はビックリしている様子を見る機会が多いのですが、 開発会社とのちゃんとしたコミュニケーションと、将来的な会社の売上を見込みたいのであれば、それなりのコストなどを考えることも合わせてお伝えしています。 それも踏まえて、改めて、自分でシステム目利きができるというスキルを身につけるというのも悪くはないでしょう。 小学生でもやっているプログラミングの勉強、大人になってしまった人であれば、なおさら必要なのかもしれませんね。

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プログラミングとサーバーを心の底から楽しむクリエーターです。 経営者であり、開発者でもありますが、得意としているのは、アイデア創出で、出来高は無限大です。

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