ITの申し子、ユゲタです。
何でもかんでも、オンライン化しはじめた世の中ですが、IOTって言葉、あまり聞かなくなりましたね。
逆に「オンライン」という言葉を、頻繁に聞くようになってきて、日本もようやく、いろいろな事がIT化され始めるのではないかと期待しています。
本日のIT謎掛け
「IoT」と、かけまして・・・
「涙」と、ときます。
そのココロは・・・
「絵文字」変換すると似てるヨ。
IT化に伴う思考の変革
学校の授業もオンライン化して、自宅で授業を受けられるようにする方向になりつつありますが、オンラインでテストを実施した場合に、生徒たちが、snsで連絡を取り合って、かんたんに答えを教えあってしまうことができます。
もちろん、当たり前のように、Google検索ができてしまうため、自由の許された環境におけるテストは、これまでのようなテストの概念では、成り立たないということがよく分かります。
多くの人が、「カンニングをさせないために、どうすべきか」と考えがちですが、オンラインという、IT化をする時に思考するべきは、リアルをそのままITに置き換えようとすること自体に無理があることを理解しなければいけません。
実印をオンライン署名にできない企業が多いのも、習慣を切り替えることができない典型的な例です。
ハンコ業界に忖度しているのであれば、それは、車が発明された時に、馬関連の職業が廃業していったように、時代の流れで実印が最高の認証という概念は無くしていく事を考えていれば、そうした業界は時代に合った業務形態を模索していく必要があります。
なんとなく、「昔からそれがあたりまえ」という事にあぐらをかいている人ほど、残念に思えて仕方がありません。
ITテストのカンニング問題
話がそれましたが、学校のテストをオンラインで行うことは、今後の事を考えると必至です。
ITの申し子としての僕が考える、オンラインでテストを行う場合に、どういう思考になればいいかを記述します。
1. 全員が違う出題になる。(ランダム出題)
2. ネットで検索してもいいという認識
3. 確実に本人確認ができるという認証システム
これまでと全く違う概念に、憤慨してしまう人もいるかもしれませんが、まずこれを受け入れない場合にオンラインでテストを実施するのは、不可能でしょう。
1. 全員が違う出題になる。
当たり前ですが、同じ出題でのテストが当たり前の学校のテストも、IT化することにより、全員にランダムな出題を行うことができます。
そして、採点作業も、IT化の為、その場で瞬間的に結果を出すことも可能になります。
もはや先生が徹夜で赤丸やコメントを書き込む事はしなくてもいいんですね。
これを、「人の手でチェックしないと人間味が無い」とか、「同じ問題じゃないので公平性が無い」とか言う人は、ずっと馬職人から抜けられないタイプの人であるとも言えます。
同じ問題をコピペできてしまうこと自体がオンラインテストの一番の問題で有ることを理解しましょう。
2. ネットで検索してもいいという認識
一番議論されるべきは、この内容ですが、遠隔で、カメラの前しか監視できない時点で、ネット検索などのカンニングを防ぐことなどは、もはや不可能でしょう。
「学校で学ぶことは社会に出てあまり役に立っていない」というような言葉を、いろいろなところで聞くことがありますが、
学校でのテストや、入試、などのこうした事が、あまり世の中的には、適合していないのかもしれません。
そもそも、会社でネットを検索しながら仕事をしている人が多い中、検索をして答えを導き出すというのも立派な学習法だし、答えを導き出す効率的な方法であると理解すると、なにかの暗記を一生懸命にするよりも、以下にはやくググって、答えをたくさん書き込んだほうが、学習能力が高いと考えてもおかしくないでしょう。
どうしても暗記が必要と考える場合の出題は、タイムアタック形式にするなどの工夫をすることで、検索をしている暇を与えないというような仕様にもできますが、ここの考え方をこれまでの思考から変えたほうが良いことを言わずもがなでしょう。
むしろ、情報過多の世の中で正しい知識を得られるという技術がある人は、何をやっても独学でどんどん学習していくことができる人なので、これからの学習方法として認識されてもいいと思いますけどね。
3. 確実に本人確認ができるという認証システム
最後に、オンラインテストに限りませんが、アクセスしている人が本人であるという認証方式を確立する技術は、これまで以上に重要になってくるでしょう。
未来に、「オンライン大学受験」なんてものが行われ始めたとしたら、かんたんに替え玉受験ができてしまうことになりますからね。
手持ちのスマートフォンを自分が使うという確認事項として使われることと、ある程度の行動履歴や、何かしらのセンサーログは、こうした認証システムと連動するのがいいでしょうね。
こうしたオンラインテストや、オンライン授業、オンラインでの資格取得ができてしまう時代が来たとしたら、大学のキャンバスもリアルではなく、スマホの中にあるだけのモノなども現れるかもしれませんね。
オンラインに新たな不動産の匂いがするのは、僕だけでしょうか?
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