要件定義書って作るのめんどくさいな〜と考えている、ユゲタです。
「設計」とかけまして、
「プロになりたてのカメラマン」と、ときます。
そのココロは・・・
モデル選びに慎重になります。
作りたい予約システムについて
前回、サービス稼働している予約システムについて調査しましたが、それを踏まえて、必要最低限の予約システムを作ってみたいと思います。
まずは、どんな機能が必要なのかを考えてみましょう。
1. ユーザーアカウント機能
利用するユーザーが、何かしらの予約を提供する側と、実際に予約をするエンドユーザーという複数のタイプがあるので、
それぞれのタイプ別に権限を持たせる必要がある。
ユーザータイプは、「予約発行者」と「エンドユーザー」の2タイプで当初は考えたいと思いますが、その後もユーザータイプが増える可能性があるので、柔軟に増やせるような設計にする必要がありそうですね。
2. カレンダー機能
当たり前ですが、この機能は必須です。
そして、王道のGoogleカレンダー連携というのも必須でしょう。
APIとしてカレンダー発行者がそれぞれのホームページで利用できるように、「ホームページ埋め込み機能」も必要になります。
また、カレンダーに登録されたそれぞれに、「タイムライン」機能がついていると、イベント・セミナーや各種議事進行において、非常に重宝するでしょう。
イベント・セミナーなどの、単発の情報登録から、毎週・毎月○日というような定期予定の対応も柔軟にできる必要があるので、この辺はカレンダー仕様として別途設計する必要がありそうですね。
3. 決済機能
利用ユーザーの決済までを一括で行っているサービスが多いのは、システムの囲い込みを行っているようにも考えられます。
ただ、予約を管理する側からすると、月謝などの定期課金や、都度の支払いを予約時に済ませてくれるのは非常に有り難いのだと思います。
ついでに言ってしまうと、ほとんどのサービス提供が、月額料金が発生しているのだが、月額費は無しで、予約時の課金件数でその手数料を一律にすることで、利用者も従量課金でかなりリーズナブルに利用できるサービスにすると、お試しで利用するというユーザーも増えるかもしれませんね。
4. ユーザー管理機能
一度利用したユーザーがくり返し使えるように、ユーザー管理をする機能も必須です。
合わせて、ユニークユーザー管理を行っているとCRMとしての活用もできるため、データベースに色々なデータ登録をしておく必要があります。
必要なデータというのは、「誰がいつ、どういう登録をしたか、利用が何回目か、定期的に利用している人」などの情報を見ることができると、そうしたユーザーに対して、ペルソナ別のアナウンスをしたり、メルマガ運用などが可能になります。
5. メール機能
ユーザーとの連絡や、サポート窓口としてメールを使うのは一般的です。
広告としてのメルマガ機能や、利用者にお知らせを一斉送信するといったグループメールの機能なども、ビジネスシーンでは必須であると考えられます。
また、メール内容についても、クレーム内容などは、蓄積することで、サービス提供のQ&Aとなり得るので、貴重な改善提案という事も重要視すると、必須機能と思われます。
6. デザインテンプレート機能
APIでの埋め込み機能を行う際に、必ずデザインを変更できる機能を有していなければいけません。
基本的な業種別やサイトタイプ別のテンプレートを持っていることと、それぞれ独自に追加設定ができる必要は必ずあります。
7. カスタマイズ機能
全ての機能について、何かしらの要望が入ることは想定できるので、管理側、顧客側にて、それぞれカスタマイズが行える仕組みを持っていると、導入時の障壁が限りなく少なくなります。
要するに「できない」という状態がほぼなくなるので、何かしらできないことがあって、利用ができないという事がなくなります。
プログラミングのスキルが必要になる場合もありますが、ケースが多いような事案は、管理画面で設定できるレベルでも提供できるようにしていくアップデートは必要でしょうね。
予約システムのイメージが見えてきた
機能を洗い出して、ようやく作りたいシステムの全容が見えてきました。
とりあえず、個人的には自作した毎回使っているフレームワークを使うので、それに沿ってコーディングをして行き、
見た目良くデザインをしていけば、システム開発が完了まで持っていけるでしょう。
その後は、しばらくは周辺の人に使ってもらって、評価をいただき、ある程度改善されて、安定システムで提供できることがわかった時点で
ロンチする事ができるでしょう。
こうした予約システムを使いたい人がいたら是非モニタテストをしてもらいたいので、ご連絡いただければ幸いです。
関連リンク
予約システムについて考える #1「世の中の予約システムは使いにくい?」
予約システムについて考える #2「既存サービス分析」
予約システムについて考える #3「システム構築のための機能考案」
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