失敗を繰り返して人はスキルアップする。と信じて今でも失敗し続ける、下駄です。
「データ削除」とかけまして、
「うっかり公衆の場で喫煙する事」と、ときます。
そのココロは・・・
あやまって(誤って、謝って)消します。
これまでやった一番大きな失敗は?
エンジニアに限る話ではないですが、IT関係の会社をしていて、仕事の中で失敗をした時に、コンピュータ知識のある人なら
自分の持っているデジタル知識で、なんとか失敗を回復しようとしますが、多くのエンジニアがデータを消してしまった経験を持っているはずです。
エンジニアではない人でも、1日かけて作成していた会社のエクセル資料を、なんらかのパソコントラブルで消えてしまったとか・・・
長時間かけて作成していたデザイン画像がアプリケーションがいきなり強制終了して、途中保存していなくて、作業がすべてパーになったデザイナーとか、
パソコントラブルによって、消えてしまうという経験は、結構あるある話なようです。
どんなに優秀なエンジニアでも、データリカバリーが簡単にできるかといったらそうでもなく、rmコマンドをやったら、対象ディレクトリが、システムの上部領域だったり、
構築したプログラムで、データ領域を確保するために、定期的に行っていたデータバックアップ処理が、不具合が存在して、単なるデータ削除になっていたり、
エンジニアのデータ削除は、システムの生命線で有ることも多いため、1,2時間で挽回できるレベルではないモノの方が多いように思われます。
データが消えた直後は、どんな人でも数分間の放心状態になり、次にそれをリカバリーするために、自分のどれだけの労力を使うかを考えて更に青くなり、挽回作業をしながら、自分がやった失敗を悔い悩むというスパイラルに落ち込みますが、時間が立てばそれは、笑い話へと変わってきます。
そして、自分が消したデータが、どれだけデカいデータを消したかで、自慢話へと変わってくる傾向もあるようです。
そんな後で笑って話せる「データ消した話」は、かなりの鉄板ネタにしているエンジニアも多いようです。
やらかしちまった事から学んだこと
データを消した直後に、ネットで検索してみると、「事前にバックアップをとるようにしましょう」という、注意書きを見て、イラッとしてしまうこともよくあるようですが、
「あとの祭り」になってしまった以上、「そんな事は百も承知」と反発する一方で、「バックアップは大事」と心に誓う事は間違いありません。
そして、そんなエンジニアは、バックアップについての知識をその時初めて学習し始めると同時に、二度とデータを消さないエンジニアが出来上がります。
これはリスクは大きいですが、一気にスーパーサイア人になるぐらいの、加速成長であるとも考えられます。
ほかにも、サーバーがダウンすること自体は、多くの場合ハードウェアの責任なんだけど、監視システムを導入していないことや、原因究明ができない状態に陥るために、ログデータを外部で管理する仕組みを入れていなかった事を、サーバーエンジニアは学ぶことができます。
「監視は大事」と気がつくのは、サーバートラブルがあって、初めて気がつくので、「とりあえず運用しよう」と、安易に運用開始してしまうケースも少なくないようです。
結果データが消えた話につながるので、重要なデータをいかに消さないかを、実際にデータを消してから学ぶことがとてつもなく大事なんですね。
ググればたくさん見つかった
【2018年大反省会】エンジニア100人に“今年1番やらかしちまったこと”を聞いたら、「お疲れさまです」しか言葉が出てこない
https://type.jp/et/feature/9597
洒落にならない恐い話@システム業界
https://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2007/08/post_3eeb.html
新規開発でやっちまった話
https://slides.com/tetsujp/deck#/3
今だから笑える!完璧主義エンジニアの失敗自慢30連発
https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000554
チームが担当する開発内容の設計がいろいろしくじって問題が起き続けた話
https://blog.engineer.adways.net/entry/2020/01/24/173000
どれも、聞いてて可愛そうなぐらい笑える話ですが、こうした他人の失敗を聞いて自分ごととして受け取ることができれば、それも成長につながるかもしれませんね。
このブログ記事を読んだ人も、何かしらの失敗談を持っているはずです。
是非その笑えるネタを教えて下さい。
誰にも言えず、ひっそりと心に留めているネタこそ、宝の持ち腐れですよ。
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