異常な通勤満員電車を解決する手段を考える

2018/04/07

アイデア ビジネス 習慣 日記

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首都圏で電車に乗ってまともに座席に座れると考えている人はいないと思いますが、電車の座席は、早い者勝ちの世界。 お年寄りや妊婦さんがいても、始発から乗って寝てしまえば気がつかない人が居座れる残念な空間を作り出している。 そして、満員電車でパーソナルスペースも守れない距離感で、他人の温もりを感じられるのに違和感を感じている人も少なくないはず。 何故日本の企業ではこれだけネット環境が充実しているのにテレワークが導入されにくいのか考えてみると、色々な企業における問題点に気が付いたので、書き記しておくことにする。 結局解決法は「テレワーク」かと考えがちですが、テレワークをきちんと考えている企業も少ないのが現状なのです。

満員電車のデメリット

満員電車にメリットなど一つもないの、鉄道会社の売り上げにつながると考えているとしたら大間違いで、ほとんどの人が定期通勤している乗客なので、満員電車に乗ろうが、時差通勤しようが、鉄道会社には売り上げは変わらないのである。 そして、朝9時、10時に都心の会社に出社するというベッドタウンに住む従業員は、7時〜9時ぐらいの電車に乗ることになるのだが、ほとんどの会社が同じ時間帯であるために、同じ時間帯の電車に乗って通勤するという人は当然モロ被りする。 そして、大体が、山手線エリアに行く事になるため、乗り込む駅が違ってもゴールはほぼ同じ方向になる。 そして、始発から乗れる乗客は座席に座り、悠々と居眠りでき、立っている人は、押詰め状態に加えて、ストレスMAXな状態のまま目的地に向かう事になる。 こんな生活を万年続けなくてはならないサラリーマンを満員電車から解放すると、きっと国内寿命ももっと向上するし、ハッピーマンデーどころではない経済効果も見込めるはず。 誰もが気が付いているこんな問題を解決する手段が、テレワークなのに、何故日本企業では導入されないのでしょうか?

テレワークが導入されにくい現状

人が顔を合わせてコミニュケーションを取れる状態が円滑に作業進行できるという思い込みがあり、テレワークはそもそも自社の仕事形態に合わないと判断されている。 個人を信頼する契約などが無く、セキュリティと称したデータ漏洩の問題に敏感になりすぎるが故に、社内でしか行えない作業が発生してしまう。 複数人で行う会議などが、顔を見て話せないと気が済まない管理職が多く、軍隊のような思考から抜け出せていない。 僕の所属していた会社では、テレワークを導入するときに、「情報システム部門のセキュリティチェック」という意味のない現地確認があり、常時ビデオカメラ設置が義務つけられており、従業員からは、「監視カメラ」と呼ばれていました。 こんな企業においては、とてもじゃないけどテレワークを進んで行いたいという従業員は少なくなりますよね。   間違ったルール作成により、従業員のモチベーションが上げられなかった例です。

従業員側の問題点

会社に行く事でしか仕事スイッチが入らない為、自宅での作業などは考えられない。 テレワークは、全ての人が対象になるわけではなく、従業員側においても、向き不向きが存在します。 人事コンサルなどの記事で、「自己管理ができない人はテレワークに向かない」という意見をよく目にしますが、確かにこれは最もですね。 個人事業主をやりたいという思考でないと、そもそもテレワークなどはできないかもしれませんね。 会社で作業をしていると、そこにいるだけで仕事をしているという実感もあるし、周囲の人から見られているためにそれが仕事をしている証にもなるので、それが文化になっている従業員などは、自分の細かな日報を明記する習慣なども無く、それを求められるテレワークを「めんどくさい」と考えてしまう人もいるようです。

改善提案

会社側は、「その場所でしかできない仕事」と「どこでもできる仕事」を明確に切り分けてみるといいでしょう。 会社にいなくてもいい作業を、高い地代のかかる都心で行う事を考えると、コスト削減にも繋がる可能性があるテレワークは、会社経営においても必要不可欠かもしれません。 そもそも、雑談も含めて、その場で気軽に声を掛けられる状態を会社側が望んでしまうと、従業員は出社して常駐する以外に選択肢はありません。 会社勤務を全て否定するつもりはないのですが、会社を郊外において、通勤電車を逆方向にするという経営判断もあるかもしれません。 きっと都心にいると営業活動が効率的になるとか、関連会社に対して好印象を与えられるという意味合いが強いと思いますが、郊外会社ってもしかすると、一番の解決策かもしれませんね。 従業員の人も同じ郊外に住むともっといいかもしれません。 とにかく満員電車地獄から解消されるというのは、人生において非常に有意義な時間とノンストレスの健康性を手にできるので、この視点で働きやすさを追求してもらいたいですね。 こんな事を会社で言っても、経営者の思考一つで従業員は従わなければいけないですからね。従業員ですから・・・

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