大人の科学マガジン 2016年12月発売の号はなんと「ドローン」が付録という情報を入手して、Amazonで予約注文をしておいた。
発売日に配送されて自宅に届いたので、中身を触ってみて色々と感想やら意見を書いておくことにする。
同梱物
ドローンはドローンでもカエデドローンという大人の科学の付録でよくある、少し斜めの製品であることは、名前でも、見た目でもよく分かる。
今回の中身は、組み立てというレベルではなく、はめ込むだけというレベルなので、組み立てレベルは極めて低いです。
しかも、同梱物においてカスタマイズ要素はゼロである。
プロペラのスペアは入っているが、それ以外は全く独自性を出す余地が全くない。
ある意味、失敗もしづらい付録であるとも言える。
そつなく組み立て完了
本誌の組み立て方を読みながら10分もかからずに完了。
ただ、コネクタが小さいので、差し込みなどは、細かな部品が挟める小さめのラジオペンチがあると便利だろう。
カバーを固定するのに木ネジが使われているので、少し小さめのドライバも必須である。
コントローラのカーソルやスイッチなどは、カバーをネジ止めすることではめ込まれて固定されるので、プラモデルを作るよりも遥かに簡単にできあがる。
ちなみに、電力に必要なのは単4電池4本なので、これも事前に準備しておく必要がある。
完成したらまずは充電
プロペラ本体の電源は切っておいたまま、コントローラのケーブルをコネクタに差し込み、コントローラの電源をONにすると、電源ランプ(赤)が光った後で、充電中の緑ランプが点灯する。
本誌の説明では、30分ほどで充電が完了し、緑ランプも消えるとのこと。
確かに充電が完了したぐらいのタイミングで緑ランプが光らなくなっていた。
試運転
実際に飛ばしてみた所、本体ごと円を描いてプロペラとなり、浮かぶ仕組みのようだ。
利にはかなっているが、操作はメチャクチャ難しい。
狭い部屋では確実に家具や壁にぶつかってすぐに失速するだろう。
そしてドローンの魅力でもあるホバリングもなかなか安定せず、コントローラのカーソルも上下左右がどの方向に進むかイマイチつかみずらい。
ただ、浮かび上がるドローンを見ると、何故かワクワクするのは、非常に楽しい要素でもある。
頑張って浮かばせてみた所を動画に撮っておいたので、見てくだされ。
試運転動画
奥にある冷蔵庫に羽が当たって失速します。
感覚的には6畳間ぐらいのスペースでホバリングさせながら、カーソル操作で移動させることが出来ると少し楽しめそうな感じです。
一度失速すると、その後立て直すのはほぼ不可能になるので、安定飛行するにはかなりコツをつかむ必要がありますね。
感想とアイデア
とりあえず、今回のカエデドローンは、今流行りのドローン系の付録でかなりしっかりした回路を付けてくれた印象です。
本誌にも書かれていますが、カエデの葉っぱをイメージした羽をバルサ材などを使って自分で手作りするというマニアックなカスタマイズは悪く無さそうですが、赤外線リモコンと、かなり省電力のコントローラや受信機は、ドローンでなくても色々な汎用性はありそうですね。
よくあるアイデアとしては、ミニ四駆につけてラジコンにする荒業も可能かも・・・
充電しなくてもミニ四駆には電池搭載されているので、省電力ではないですが、モーターのスイッチングにシステム利用することは可能ですね。
でも、ミニ四駆をリモコン改造してミニラジコンにしてしまう、キットがすでに発売されていますね。
http://japanese.engadget.com/2016/07/01/cerevo-5980/
このページ見て、3Dプリンターがあれば、なんとなくラズパイから作れちゃいそうですが・・・
何事もやったもん勝ち!考える前に手を動かせ!という事でしょう。
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