リーダーとマネージャーってどっちがエラいの?と会社の後輩に聞かれて、「そりゃあリーダーでしょう!」と答えておきました。
いわゆるリーダーシップとマネジメントという対立なのだが、個人的にはマネジメントは業務でリーダーシップは人間性という事でどちらが重要かつ必要かと言われるとリーダーではないかと考えたのでそう答えた。
マネジメントについて
他のwebページの解説によると、マネジメントとは、
ビジネスにおける経営上の効果を最適にする手法の事。
だそうだ。
なんかよく分からない言い回しだが、ようするに、会社を運営する上でいい方向に向かうために最前を尽くすという事と理解した。
http://www.toha-search.com/keizai/management.htm
リーダーシップについて
他ページによると、
組織のトップ
対人影響力
とある。
やはり人の上に立つもののことを指すようである。
http://www.d1.dion.ne.jp/~ppnet/prod0650.htm
人が複数人いるとリーダーシップが必要になる
会社では当たり前だが、学生の部活やクラブ活動、共通の趣味を持つグループやサークルなど、仲間や同僚が集まると組織ができます。
組織が出来ると、それをまとめる必要があるので、リーダーの役割が出てきます。
多くの集団は自動的または、それよりも上側からの指示で、リーダーが選出されます。
理想的なのは自然に生まれるリーダーは、リーダーシップを問わなくてもいいレベルなのだが、上部からの指示でついたポジショニングによるリーダーはリーダーシップが伴わないことが多い。
リーダーシップが無い組織は、メンバーが何をすればいいか迷います。
リーダーシップが弱い組織は、メンバーのやる気が低下します。
リーダーシップが強い組織は、メンバーの満足度が増します。
メンバーがリーダーに信頼を置いている組織は、他の組織よりも強い力を発します。
リーダーは必須なんですね。
そういえば、スポーツでも、キャプテンや監督などがこうしたリーダーシップを担っているんでしょうね。
よく分かります。
良くないリーダーシップ
引っ張るだけのリーダー
人をぐいぐい引っ張っていくだけのリーダーは古いタイプであり、ハーメルンの笛吹を思い出させます。
メンバーを動かすのは、引っ張ることではなく、自ら動こうとする意識付けという事なんですね。
学ばないリーダー
人から学ぶ姿勢を持っていないリーダーは部下から排除される。
当たり前ですが、リーダーは部下などから学ぶことは多いです。部下と上司という上下関係でふんぞり返っているリーダーやポジションについた事で安心しているようなリーダーは、すぐに部下から愛想をつかされるという事でしょう。
マネージャーと勘違いしている組織
会社のマネージャーをリーダーと同じ感じにしている組織は意外と少なくない。
マネジメントはあくまで組織運営におけるサポーターであり、リーダーシップは素質を持ったモノが行わなくては全く意味がないという事を理解できない組織は、大きく成長することはできないでしょう。
逆に言うと、こういう視点に気がついている組織は、大きな組織にカンタンに変貌することが可能だと言えます。
理想のリーダー
誰しもが、頼もしいリーダーの下で働きたい、尊敬できる上司から教わりたい。組織力のあるチームで勝ち進みたい、と心の底から思っているはず。
リーダーはこうした事を実現することが当たり前であり、人から言われてやるスタンスでは到底出来ないこともよくわかる。
そう、リーダーは仕事ではないのだ。リーダーは自分も納得できて、部下のやる気を最大限にアップさせる事ができる組織力の活性化を行える者のみがなるべきである。
会社の社長はもちろん、部下を抱える課長、部長、など・・・
作られたリーダーで問題になっている組織は山のようにありますが、ちゃんとしたリーダーが設置された時の組織は、非常に頼もしいし居心地も半端なくいいでしょう。
そして、そんなリーダーには、特徴があり、部下との向き合い方が上手なリーダーの条件とも言えます。
話を聞いてくれるかどうかで納得感が生まれ、信頼関係が築ける。
リーダーはこの事を理論的ではなく、感覚的に行えている人がおおいという事らしいです。
もちろん理論的に理解してこうした行動ができる人も悪くはないですが、人とのコミュニケーションは計算ではなかなか達し得ない微妙な雰囲気が必要という事なんですね。
こんな現実の中、優れたリーダーになるためにどういう技術を習得し、どんな勉強をし、どういう人物を目指さなくてはいけないかを考えて自分を見つめ直せる人・・・素敵ですね。
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