[Book] トップ1%の人だけが実践している思考の法則

2016年12月9日

レビュー

フレームワークって、何の枠なのかと思っていたら、ビジネスフレームワークという思考を円滑に行う方法だったんですね。 そんな便利な方法があるのなら是非知りたい!と思って検索したら、GoogleBookで引っかかった書籍があったのでこの「思考の法則」という本に出会った。 なんと、勤めている会社の副社長の書籍だったのでビックリ!! フレームワークの箇所を熟読して、是非1冊全部読んでみたくなり、言ってみた所、丁寧にいただいてしまいました。 そして、中身を是非自分として吸収したいと思い、記憶するとともにブログに残しておきます。

表紙から興味ソソられまくり

「トップ1%の人だけが実行している思考の法則」という表紙の言葉に多くの人がビビビと心に刺さったに違いない。 こんなことを書かれている本を読まないわけにはいかないじゃないですか。 この本を読むと何が分かるかというと、ビジネス以外においても人として重要な「アイデア」をいかに引き出しやすくする方法が、多くの実例とともに分かりやすく書かれています。

5Aサイクル

そして、この本全体で記されているフレームは「5Aサイクル」という内容で、以下の5つのAが基本となっているということ。
1. Awareness 顧客の抱える問題の「認知」 2. Approach 問題解決の為の従来と異なる「アプローチ」 3. Action アイデアのスピーディな「実行」 4. Analysis 仮説と実行結果の差異に対する「分析」 5. Adjustment マーケットニーズに合わせた柔軟な「適応」
PDCAサイクルは有名なので知っていたが、5Aサイクルって聞いたことが無かった。 上記の事を見てみると、それぞれのプロセスも重要だが、多くの人がうまくいかないポイントとして従来と異なるアイデアなのではないかと考えられる。 とりあえず、この5AサイクルをPDCAサイクルのように、繰り返すことができれば、上質な思考を手に入れることが可能になるというフレームワークなんですね。

一般常識が正解とは限らない

本の冒頭に書かれている一般常識の思い込みをリセットして、自分なりの常識を作れる人こそが世間の1%という割り合いで成功することができるという内容なのだが、世の中には「正論バカ」という言葉があるのをご存知だろうか? これはこの本には書かれていないのだが、
誰もが当たり前で正論だと思う事なのだが、その正論が成り立つと困る人が多くいる
という状態で、例を挙げると、役所や病院が定時に締め切りを行い1分1秒の遅れも許されない場合、目の前で扉を閉められた人が悪いのか? その人の状況を考慮してあげる人間味は必要ではないか・・・ という例えで、正論を振りかざして正義感で人を攻撃するタイプの人は、「正論バカ」と言われてもおかしくないという事です。 一歩下がってみて客観的に自分を見ることができないと、このように、正しいことをしているにも関わらず、周囲の人が離れてしまうという自体になってしまうんですね。 世の中の常識って一見、「常識=正しい」と考えられがちなのだが、そこをリセットしろと言われています。

色々なフレームワーク

顧客価値(CustomerValue)

顧客が製品を手にした時のコストを上回るベネフィットがあると、顧客価値がプラスに転じ、下回ると顧客価値はマイナスというモノ。 B2Bの商法で当てはまるフレームかもしれない・・・

フィジビリスタディ(小さな実験)

プロジェクトを成功させるための費用対効果、採算、実現性、を実際の市場の一部を切り取って実験することで、想定ではなく、実データを得ることができる。

コア・コンピタンス(競争優位性)

その企業の他社が真似出来ない、企業ならではの力の事。企業の軸となる技術から横展開することでブレの無い商品展開が可能になる。

未来志向の企業は戦略よりも「環境適応」

これはフレームワークではなく、思考性なのだが、技術進化の激しい現代で、古い技術にすがりつくよりも、新しい技術に切り替えたほうがより明るい未来が来やすいという環境適応能力が企業にも人にも求められているという事。

「不」の解消

「不安」「不満」「不便」をポジティブに解消することで、新しいアイデアが生まれやすく、成功しやすくなるという事。

プロvsアマ

アマチュアは、努力や過程に拘るのに対してプロは目標達成の結果に拘る。 アマチュアは、できない理由を探すのが得意なのに対して、プロは出来る方法を考える。 プロでもアマでも高い目標をセットしてそれをクリアする結果を残せる人が勝ち残れる。

パレートの法則とロングテール

80:20の法則で有名な「パレートの法則」ですが、「多くの現象では、結果の80%は原因の20%で決まっている。」という内容で知られている。

コトラーの法則

業界別の企業区分を4つに分類し、それぞれに異なる戦略を設置する法則。
競争地位のタイプ目標基本戦略
リーダートップシェアの確保フルライン戦略
チャレンジャーリーダーを目指す差別化戦略
フォロワー上位企業の取りこぼしをひろう模倣戦略
ニッチャー独自で高利益率専門化

顧客満足をめぐる影響パス(JCSI=日本顧客満足度指数)

品質やサービスを顧客満足視点で見るフレーム。 アンケートなどで指数を測定する。

オズボーンのチェックリスト

解決策が詰まった時にアイデアを得るためのチェックリスト
1他に使い道はないか?改良して使い道はないか?
2他からアイデアは借りれないか?マネは出来ないか?
3変えてみたらどうか?意味、色、動き、音、ニオイ、様式、型を変えられないか?
4大きくしてみらたどうか?より大きく、強く、高く、長く、厚く、時間、頻度、付加価値、材料など
5小さくしてみたらどうか?より小さく、軽く、低く、短く、省略できないか?
6他で代用できないか?他のアプローチは?
7入れ替えてみたらどうか?要素、順番、配置を入れ替えたら?
8逆にしてみたらどうか?前後、上下、左右を替えたら、役割を反対にしたら
9組み合わせてみたらどうか?合体したら、混ぜてみたら、ユニット、目的を組み合わせたら?

逆設定方

ステファン・グロスマンが考えた、機械的に逆のケースを設定し、それを実現する方法を考える。

PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)

商品のライフサイクルがどのステージにいるかをプロットするもの
花形事業問題児
カネのなる木負け犬

機会費用 / 機会損失

商品切れなどで売ることができなかった機会損失の事。

リストラクチャリング「選択と集中」

多角化で広がりすぎた経営を縮小化する事が狙い。

成熟産業の新しいPLC(プロダクト・ライフ・サイクル)

製品の寿命を指す4段階 「1.導入機」「2.成長期」「3.成熟期」「4.衰退期」

リバース・イノベーション

新興国で開発し、世界市場を飲み込む戦略

ハイ・ロー戦略とエブリデーロープライス(EDLP)戦略

ハイロー戦略は、キャンペーン戦略で、定価格を常に行うのがEDLP

5F分析

買い手の交渉力 仕入先の交渉力 同業他社の脅威 新規参入の脅威 代替品の脅威 新規参入と代替品の脅威は、見えにくい為要注意

読み終えて

ビジネス向けに書かれていたのだが、個人としてのアイデア出しをする非常にいい考え方、思考性の書かれている本だったため、かなりお気に入り書籍になりました。 ありがとう永田さん!!

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