エンジニア失敗談を聞いて自分のスキルをアップさせる

2020/05/15

日記

t f B! P L
eyecatch もはや失敗はネガティブではなく、ポジティブと考えてもいいかもしれないと思い始めた、ユゲタです。 とんでもない失敗をした時って、めちゃくちゃ落ち込んでしまいますが、その後、必ず笑い話になるし、 そのあまり誰もしたことのない、貴重な経験があるから、次回からはちょっとやそっとじゃ、似たような失敗はしなくなる。 もっともポジティブに捉えられる点としては、自分のミスで失敗したから、自分なりに失敗しないアイデアを自分の思考で想像することで、他の人に無いスキルを得られるという点は、唯一無二のスキルに繋がりやすい。 そんな「失敗」を科学して、理論的に、「他人の失敗」を自分の糧にする事を思考してみたら、人の失敗で自分もスキルアップできるのではないかというブログを書きます。

本日のIT謎掛け

「スキルアップ」と、かけまして・・・ 「夏の暑い時に、目の前にアイスクリームがあった時」と、ときます。 そのココロは・・・ ヒョウカ(評価と氷菓)が、あがります。

IT関連で一番多いであろう失敗ネタは、「データ削除」

エンジニアの失敗で最も多いと考えられるの失敗というのは、間違いなく「データを消しちまった」系でしょう。 多かれ少なかれ、誰もが、データを消してしまって、唖然したことはあるでしょう。 その昔パソコンがまだ非力だった頃、午前中から1日かけて一生懸命作業したデータが、ふとしたOSやアプリケーションの不具合だったり、 何かしらの負荷や、少し重たい操作をしたことにより、一瞬で画面が消えて、パソコンがハングアップして、 端末の電源ボタンで再起動するしか手段がなくなった時に、1日書けた作業データをセーブしていないことに気が付き、 愕然としたという人も少なくないでしょう。 また、「ゴミ箱」というアイテムがOSには、必ず用意されているにも関わらず、「ゴミ箱を空にする」を選択した後で、消してはいけないファイルが入っていた事に気が付き、あとの祭り状態になったことも、意外と多くの人が経験しています。 もっとも無残なパターンは、仕事で重要なファイル(データ)を、跡形もなく、綺麗サッパリと消してしまって、愕然としてしまったというような経験です。 仕事に関係する上司やマネージャーからこっぴどく叱られる上、下手すれば給料が減らされたり、クビになったツワモノもいるようですが、 その後、そうしたエンジニアは、優れたスキルを身に着けているという都市伝説もセットで存在することは、あまり知られていません。 そんなデータ削除を経験したことがあるエンジニアは、「データバックアップ」の重要性を他の人よりも深く理解して、自分の作業においてのバックアップは、通常レベルではない、スキルを身に着けていることでしょう。

笑って話せる失敗と話せない失敗

もちろん、失敗した経験を誰もが笑って話せるというワケではありません。 失敗をした際に、迷惑をかけた相手のことを考えると、ほとぼりが冷めるまで、笑っておちゃらけられない場合や、 失敗したことが公になると、非常に都合が悪く、その失敗は墓場まで持っていこうとココロに誓う失敗なんていうのもあります。 個人的には、そうした失敗の方が、めちゃくちゃ参考になるケースが多いと考えてますが・・・ 人付き合いにおいて、こうした心に秘めた失敗を話す話さないというレベルで、心の距離感をはかることも可能なので、 ボク個人としては、コミュニケーションの技として利用することもあります。 でも、優秀なエンジニアであれば、こうした人に話せない失敗を1つや2つは必ず持っているという事もわかってきましたwww

スキルアップするための思考

そしてもっとも肝心なことは、こうした失敗談を聞いた時に、どのように自分が失敗から経験を得ることができるかという事。 もちろん、話を聞いた時に、自分に置き換えて考えてゾッとして、自分が経験したかのような疑似体験を想像することは可能です。 または、飲み会などでこうした話を全員で話し合って、馬鹿笑いして終わりなんてもったいない事をした事があるエンジニアの人も少なくないでしょう。 こうした、人の失敗談を自分のスキルにする方法として、経験した人との圧倒的な違いは、「その記憶を忘れない」という点です。 自分で失敗して苦い思いをした事は、おそらく一生忘れられません。 忘れられないから、その苦い思いをしないために、定着したスキルへと変わっていくのですが、単に聞いただけの失敗談だと、どんなに臨場感があった場合でも、初戦は人が経験した話なので、時間が経つとおぼろげな記憶になり、詳細箇所は臨場感と共に消え失せて行きます。 少なくともスキルの一つに持っていく場合は、データを消してしまった話を聞いた時は、
・どういう風な方法でデータが消えるのか? ・どんなミスが存在するのか? ・自分も含めた他の人にも起こり得るのか?起こり得るとしたらどういう条件があるか? ・同じ失敗をしないための工夫は、何かあるか? ・その工夫を徹底するために、何かツールは作れないのか?
こうした思考で、メモをとってもいいぐらいの感じで長期記憶に定着させておきましょう。 できれば、こうした話は、ちゃんとジャンルにわけで、データベースに登録してもいいかもしれません。 そうです、人の失敗談は、貴重なスキルデータの宝庫なワケなんです。 自分のスキルを充実させるために、こうしたスキルデータベースを持ってみてはいかがでしょうか? データベースを使うツールは、メモ帳でもなんでもいいですよ。

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