アイデアは人の持っている能力で最も優れたモノの一つだと信じている、ユゲタです。
目の前の課題に対してアイデアを出して乗り切ったり、苦労を回避するためにアイデアで工夫をするのは、当たり前のようで簡単ではないことの方が多いでしょう。
最近では、仕事で上司や先輩から、無理難題を突きつけられて、アイデアを出すこと自体が仕事になる場合も少なくありません。
考えても考えても何も浮かばないという時に、「オズボーンのチェックリスト」というのを試してみてはいかがでしょうか?
オズボーンのチェックリストとは?
オズボーンのチェックリストを検索
ネットでサーチしてみると、非常に詳しく書かれたページが沢山現れるので、そちらを読んでもらった方がわかりやすいかもしれませんが、
一言で説明すると、思考する時に何かの疑問があると、答えが見つけやすくなることが多いため、アイデアを出すための基本的な質問が書かれています。
この質問をチェックリストとして、それを元にアイデアを考えていくと、スムーズに施工がまとまりやすくなり、さらにそれらを組み合わせていくことで、より複雑なアイデアが生まれるかもしれないという、リストです。
- 転用
- 応用
- 変更
- 拡大
- 縮小
- 代用
- 置換
- 逆転
- 結合
とにかく、アイデアに詰まったら、以下のように考えてみろっていう事。
1. 転用
他に使い道はないか? (Put to other uses)
商品開発などで、最初に目的としていた商品と違う商品になってメガヒットしたものはたくさんあります。
事務用品で当たり前のように使っている「付箋紙」は、強力なノリを作ろうとして失敗した産物です。
他にも、どの家庭にもあるサランラップは、当初、水にも油にも溶けない素材として使い道が分からなかったそうです。
ノリ違いで、海苔を細かく刻む時に使うように作られたハサミは、全く売れなかったため、紙を切るシュレッダーとして販売したところ大ヒットしたらしいですね。
2. 応用
他からアイデアが借りられないか (Adapt)
大体において、自分自身の力だけでなんとかしたいと苦労している人は、他の人に助けてもらうと瞬間的に問題が解決する事があります。
ネットでの知恵袋的な質問サイトなどがそうした役割なんでしょうが、たまには他力本願でもいいかも・・・
3. 変更
変えてみたらどうか (Modify)
何かアイデアを考えている時に、息詰まる時に、思考の転換が必要になります。
アイデアが思い浮かばなくてモンモンしている時というのは、代替が同じ方向でなんとか出来ないかと頭をひねっている時が多いので、方向性を変えてあげるだけでスッキリすることはよくあります。
甘いもんばかり食っていると胸焼けするのと同じですね。
4. 拡大
大きくしてみたらどうか (Magnify)
商品開発においてサイズは非常に重要な要素になりますが、サイズを少し大きくするだけで、それまで対応できなかった事ができるようになるのであれば、
それってユーザーにとって、どちらがいいか考えるだけでいい結論がでますよね。
5. 縮小
小さくしてみたらどうか (Minify)
科学の進化は、発明して作り出された商品をより小さくする事で進化の度合いが図られる時があります。
その昔、今の電卓レベルのコンピュータが、畳何畳にもなる大きさだった事は有名な話ですが、それが今では、指先に乗せても見えないぐらいマクロなレベルになっているのは、進歩以外のなにものでもありませんね。
6. 代用
他のものでは代用できないか (Substitute)
最近では、100円ショップで手軽の安く手に入れた物を使って、生活を便利にするアイデアというのが、youtubeなどでもたくさん紹介されていて、代用アイデアというのがブームになっているというのも感じますね。
7. 置換
入れ替えてみたらどうか (Rearrange)
要素や順番を入れ替えてみると、思いの外スッキリすることはあります。
決まった並びにとらわれるのではなく、思い切ってランダム化させてみても、いいかもね。
8. 逆転
逆にしてみたらどうか (Reverse)
前からばかり見て、判断していては、そこから得られる情報はさほど多くもないし偏りもあるでしょう。
逆の方向やら、いろんな角度からの見方や思考は、思考をするという点では重要ですね。
9. 結合
組み合わせてみたらどうか (Combine)
消しゴム付き鉛筆や、システムベッドなど、生活する中でも組み合わせで生まれた商品などはたくさんありますが、組み合わせによって生まれてくるアイデアは、すごい数になると思いますが、それを更に掛け合わせると天文学てき数値にもなりえます。
アイデアが無限大という事を再認識させてくれますね。
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