WEB-APIを利用する時に、ほとんどのサービスでJSONを使ってのリクエストとレスポンスを行うのが標準になってきています。
もちろん、今だにXML形式や、金融庁などでのXBRL形式というXML変形形式もまだまだ健在ですが、GooleもFacebookもTwitterもJSON形式でのやりとりが行われています。
また、便利なWEB-APIで色々な情報を取得して現行サービスで活用することで、簡単に機能アドオンができる非常に便利な時代になり、IoTなどと組み合わせると実生活にも便利に影響させられる事から、もはやソフトウェアでの仮想現実ではなく、実際の現実での利用もJSONを使って行えるという時代になっている事がわかります。
そんなJSON形式は、Linuxで利用できるjqコマンドを使って、簡単に色々な整形や計算処理、分岐、などを行う事ができ、処理も高速に扱う事も可能になってきています。
そんなjqコマンドを使う時に、内部のオプションや、命令系統の非常に膨大な事に少し腰が引けてしまうエンジニアも多いのではないかと思い、そんなjqコマンドの処理を簡単に実行してプログラミング前に検証できてしまうサイトがあったので、ご紹介します。
jq>play
https://jqplay.org/
jqコマンドをいきなり実行する前に、jsonデータのコマンド実行結果が受け取れます。
パース情報の把握や、絞り込み状態の把握には、使用する事で非常にいいパフォーマンスを得る事ができます。
使い方は簡単で、まず、「JSON」欄に、対象になるjsonデータをコピペしておきます。
次に「Filter」に、コマンドの中核部分を登録します。
そうすると、自動的に、「Result」に結果表示されます。
画面右上にある、チェックボックスは、オプションをセットする事ができるので、必要に応じてチェックしておきましょう。
仕様は以下の通り
Compact Output : -c (複数業のjson形式をコンパクト表示として1行表示します)
Null Input : -n (読み込めないデータをnullとして変換されます)
Raw Input : -R (型整形されていないデータを文字列として取り込めます)
Raw Output : -r (文字列表示のクォートを無くして表示できます)
Slurp : -s (複数のjsonを一つにまとめてくれる便利オプション)
便利機能として、Resultした結果は、そのままコマンドラインにコピペできるように、「Command Line」欄に表示されます。
「Cheatsheet」欄には、使用サンプルに簡単にアクセスできるので、勉強中の人などは、使ってみるといいでしょう。
知らないと生きていけないJSONフォーマット
WEB-APIを利用する時に、ほとんどのAPIサービスがJSON形式でREする仕様になっています。
もはやJSONを知らない、使った事ないなんていうエンジニアは、生きていけない世界になってきているようです。
フルスタックエンジニアが「スゴイ」ともてはやされるエンジニア業界ですが、少なくてもWEBエンジニアにおいては、サーバーサイドも含めて、なんでもできないと仕事ができないというレベルになっているのも事実です。
もちろん、AWSなどのように、これまでHW(ハードウェア)だったものがSW(ソフトウェア)に切り替わる事で、学習コストが低くなり、誰でもなんでもできる世の中になってきていると考えられます。
そんな中、jqコマンドを使ってデータ管理を試みている人にとっては、このサイトは非常に便利な存在だと感じました。
いつの時代も大事な事は、効率命ですね。
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