仕事をしていると、チームメンバーや上司部下、取引先の人たちなどとのコミュニケーションが必ず重要なポイントになります。
プロジェクトがうまく進行しない場合の言い訳ナンバーワンも「コミュニケーションの欠如」という事がほとんどではないでしょうか?
このように、一人で作業する仕事じゃない限り、他の人とのコミュニケーションによって仕事って成り立っていることがよくわかります。
うまくいかないコミュニケーション
チームで開発作業などを行っている時のコミュニケーションissueは、下記のような内容でしょう。
・言った言わない論争
・双方の間違った解釈
・そもそも伝達の機会が少ない
言った言わない論争
スケジュール途中のマイルストンなどのタイミングで、作業確認などをする時に、想定している仕上がりになっていない時などで発生する論争で、以前に会議などで、指示したはずなのにできていない時に、聞いていないまたは聞いたはずなのに理解できていない人に対して、罵る意味でいうパターンが多い。
双方の間違った解釈
言った言わないという原始的なレベルではなく、確実に言ったこと言われたことは覚えているのだが、
出来上がったものが言った側の想定と大きく違っている場合に、伝えるほうが悪いのか、受け取る側の理解力の無さが悪いのかという、どっちつかずのやりとりが多く見られます。
「普通ならそのぐらい理解できるだろ」的な内容で相手を追い込む手法もよく見受けられます。
そもそも伝達の機会が少ない
チームの雰囲気に依存しますが、そもそもの会話やミーティングなどが欠如しているグループも存在するようです。
当たり前ですが、情報はうまく伝わらずほぼ確実に色々な箇所で問題が発生します。
押し付けられる人の気持ち
コミュニケーションは言う側、言われる側という2サイドに別れますが、言われる側は多くが、受託側、部下側という風に作業をする側であることがほとんどです。
そして、こうした作業側の人たちは、上司やクライアントとされる側の人達から、気持ちのいい作業の伝えられ方をすると、
当たり前ですが、モチベーションがあがり、作業効率の向上、完成品の品質の向上、言われたがわへの感謝度数の向上など、いい方向性が生まれますが、
押し付けるような言い方をする上司やクライアントもいますが、想像できる通り、言われた側(押し付けられた側)は、
モチベーションの低下に加え、一刻も早く作業を早く終える事が目的となり、質よりもスピードだけが重要に考えられます。
要するに誰もそんな作業をやりたがらない状態になります。
そして、もちろん、同じメンバーによる次の仕事にはよほどの拘束がない限り続かないことでしょう。
頼み方の上手な人
会社の上司でも、仕事のクライアントでも、子供の親でも、上役とされる人や、作業の上司に当たる人の心遣いひとつで、チームの雰囲気は良くも悪くもなるという事がよくわかります。
ただ、上下関係だけでなく、同僚や友達など、横のつながりの場合であっても、人に対して作業依頼をする時の話し方で下手くそな依頼の仕方をして結果失敗する人もいるようです。
仰々しく、他人に対して、気持ちを込めて丁寧にする必要などはあまり無いのだが、少なくても、言いつけるのではなく、頼み事をするという感覚を認識している人が、リーダー気質のある、頼み方がうまい人と言えるでしょう。
実際に、こうした人に頼まれると、気持ちよく引き受ける事ができ、人間関係も仕事も、その次に続く関係性もうまくいくことを考えると、人とのコミュニケーションの本質は頼み方にあるのではないかと考えずにはいられません。
How to
こうした人への頼み方が苦手な人は、大手会社の役職者や、上下関係を重要視して、人の上に立ちたいと考えている会社の役職者などは、形の上で、部下や取引先の人たちがついてきてくれているように見えても影ではボロクソ言われているに違いありません。
人の上に立ちたがる人には十分に気をつけろというのが、僕の社会において覚えてきた認識ですね。
誰でもきっと人から嫌われることはいい気分はしないと思うのですが、言われた人の気持ちを考えられる人になることがどれほど重要なのかを考えてみるとこうした問題ってホントに簡単に解決することができるので、こうした問題で悩んでいる人は、人からモノを頼まれて自分なりに解釈してみましょう。
「頼み上手は頼まれ上手」と言われるぐらい、双方の気持ちが分かる人がいわゆる勝ち組なのでしょうね。
人に頼み事をしてコミュニケーションも向上させることができるようになれば、全てがうまくいくようになる上、相手も自分も気持ちがよくなるので、世界平和につながりますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿