MacOSを使っていて調子が悪い時は「PRAMクリア」「SMCリセット」を行う

2017/01/21

テクノロジー 日記

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休日にMacBookAirを自宅のソファに座って膝の上で使っていると、たまに非常に熱くなる事がある。 内部FANが高速でブォ〜〜!!って回転していて、CPUが暴走しているように思える瞬間です。 恐らく、WEBブラウザでたくさんのタブでページを開いていたり、内部仮想OSを立ち上げて、集計プログラムのような処理を走らせている時に起こりがちなのですが、そうでなく、普通の状態でこうした瞬間に会う時、非常に困ります。 おそらくバッテリーの消耗も激しく、最悪の場合にカーネルパニックなどに陥って、OSごと終了してしまう場合もあります。

対応方法とメンテナンスについて

Macに関して言えば漢字TALKというOSの時代から「PRAMクリア」というやり方でメモリに蓄積されるゴミを一旦クリアすることで、OSの暴走を停止してあげる事が推奨されています。 Appleサイトでは「PRAMクリア」と言わずに「NVRAMクリア」という言い方に変わってきているので、情報が古い人はこれらが同じである事を認識しておきましょう。 また、それ以外にも「SMCリセット」というやり方も最近の機種では推奨されているので、おかしいと思った時以外でもマシンメンテナンスとして行うことで、愛機を長く使える状態にしてあげることも重要ですよね。

基本的な考え方と事前にやること

リブート

MacBook系のノートを使っていると、起動も高速であるにも関わらず、再起動もせずに使い続けてしまうため、OSなどのアップデートのタイミングだけでなく、1日1度位はリブートすると、アプリで使っているゴミメモリなどがクリアされるので、PRAMクリやSMCリセットの前には必ず行なってみましょう。

掃除

パソコンの内部基盤を見たことがある人であればよくわかると思いますが、PCの内部はホコリの温床になっています。 ホコリだけでなく、ゴミや虫などの場合もまれにあります。 オフィスなどでは、以前にこぼしたコーヒーが基盤にこびりついているようなケースもあり、雑菌も温床になっているようです。 端末を分解して掃除する事は難しいのですが、排気口から掃除機でホコリを吸い取るぐらいは比較的簡単にできると思います。 コーヒーをこぼすような事がないように、カバーをつけるなどの事前準備は必要ですが、長く愛機を使いたいのであれば、ホコリがかからないように環境を作ってあげることも重要です。

PRAMクリア(NVRAMクリア)

1. Mac本体をシャットダウン 2. 「Command」「Option」「P」「R」の4つを同時に押しながら、電源ボタンを押す 3. 「ジャーン」という起動音がしても、4つのボタンを押し続けて、起動音を数回鳴らす
リンク:https://support.apple.com/ja-jp/HT204063

SMCリセット

1. Mac本体をシャットダウン 2. 「Control」「Shift」「Option」の3つを同時に押しながら、電源ボタンを押す 3. 押している4つのボタンを同時に放す 4. 電源ボタンを押してOSを起動する
リンク:https://support.apple.com/ja-jp/HT201295

効果

PRAMクリア

以下の記憶情報をクリアされます
スピーカーの音量 画面解像度 選択されている起動ディスク 最近起きたカーネルパニックの情報 (存在する場合)

SMCリセット

以下のような症状を改善します。
電源ボタンを押したときの反応 ポータブル Mac のディスプレイの蓋を開いたり閉じたりしたときの応答 バッテリー管理 熱管理 SMS (緊急モーションセンサー) 環境光センサー機能 キーボードのバックライト機能 ステータスランプ (SIL) 管理 バッテリー残量のインジケータランプ 特定の iMac のディスプレイに対して (内蔵ではなく) 外部のビデオソースを選択

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