ロリポップサーバーの操作備忘録

2019年4月18日

テクノロジー

会社を立ち上げた時にホームページを作らないといけないと考える経営者は、今では大半になっているようです。 そして、会社を立ち上げたばかりの時ってよほど裕福な環境出ない限り、費用を極力抑えたいと考えるので、ホームページを作るのも、設置するサーバーも、安いサービスを利用したいと考えるのは、非常によく理解できます。 そして、今どきのエンジニアにお任せで対応してもらうとかなりの確率で「AWSが安くて最適」と返事されるでしょう。 別にAWSが悪いわけではないのですが、安いと考えるのは、コスト感の無いエンジニアであって、実際にかかる金額をきちんと計算すると世の中の格安サーバーと比べると、かなり高い部類になります。 僕の周辺で色々と話しを聞いた感じでは、コストを下げたい人が選びがちなサーバーは「ロリポップ」が圧倒的に多いということがわかりました。 とりあえず、何人かの経営者から、ホームページをロリポップサーバーで立ち上げたが、その後の運用について相談されて、よく理解していなかったロリポップサーバーについて分かったことをメモしておくことにします。 ちなみに、ロリポップのサーバー立ち上げやら各種設定などは、今回は解説しません。 あくまで運用保守に関しての情報をまとめておきます。 ちなみに、今回対応するのは、ロリポップで最も安いサーバー提供をしている「ライトプラン」で、月額250円という破格の値段で提供されているサービスです。 ※もっと安い「エコノミープラン」は月額100円という値段も存在しますがwordpressが使えるのがライトプランからなので、こちらのほうが利用者多いでしょうね。 https://lolipop.jp/pricing/

ロリポップサーバー運用に必要な情報

ユーザー管理画面

まずは、今現在契約している管理画面へのログインは、以下のURLから行えます。 https://user.lolipop.jp 必要な情報としては、「ログインアカウント」と「パスワード」なのですが、アカウントに関して「ロリポップドメイン」と「独自ドメイン」という2パターン存在するのが、分かりづらいですね・・・ この情報は、ロリポップサーバーの契約を行った際に、契約者にメールで送られているはずですが、この情報が無いとアウトです。 ※もし情報がない場合はロリポップのサポートに頭を下げて再送信してもらいましょう。 多く人が独自ドメインを取得していると思うのですが、ロリポップドメインは、自動的に発行されるので、どちらでログインしても大丈夫です。

FTPアクセス

ロリポップには、「ロリポップ!FTP」というブラウザで動作するFTP機能がありますが、サービスディレクトリ毎のデータをダウンロードしたい場合などは、対応できないので、FTPクライアントソフトなどでのアクセスをする必要があります。 そんな時は、「ユーザー設定」-「アカウント情報」をメニューから選択すると、「FTPサーバー」という情報を見ることができ、ここでFTPアクセスに必要な「サーバーHOST」と「アカウント」と「パスワード」を入手することができます。 この時に、設定でIPアクセス制限という処理が行なわれていると、アクセスを拒否されてしまうので、事前に作業場所のIPアドレスを登録しておく必要があります。

MySQLアクセス

最後にWordpress運用に欠かせないのがSQLデータですが、とりあえず、開発環境などに、データコピーを取って起きたいのですが、SSHオプションは別途費用がかかるので、契約されていない場合がほとんどです。 しかし、「サーバー管理・設定」「データベース」をメニューから選択すると、「phpMyAdmin」というブラウザでアクセスできるSQLツールを表示することができます。 ここでひとつ大きなトラップがあり、上記画像のように、「アカウント」と「パスワード」がこのページから確認ができるのですが、そのままではログインすることができません。 ここのアカウントには「root」にすることでログインができたので、この点は別途設定が必要なのかもしれませんね。 ※他の契約の方の環境では確認していません。ログインが失敗する人はrootで試してみてください。パスワードは同じでした。

運用フロー

ロリポップのサービスでは、wordpressなどを無料期間登録をすると同時に作成することもでき、サーバー設定、SQL設定、Wordpressの初期設定などが、同時に初回構築できるため、初心者でも比較的手早くサーバー解説を行なうことが可能です。 しかし、wordpressでホームページを作る際には、テーマ構築や、プラグイン設定などは、エンジニアスキルなどが必要になるため、どうしてもITに疎い人だと手詰まりになってしまいがちです。 さらに、サーバー運用などやったことが無い人からすると、未知の領域のため、何をしなければ行けないかもわからないでしょう。 個人的には、SSHアクセスさえできれば、今回紹介したFTPやMySQLなどのサービス機能を使わなくても簡単に運用することができるんですが、安くしようとすると上記のような設定が必要不可欠になります。 とりあえず、バックアップが取れる環境を作ることと、サイトのシステム構築が行える環境を作っておく必要は必要最低限なため、今回のメモをテキストにでも保存しておくと、次回作業時に迷うことにならないと思います。 あとは、肝心なコンテンツ部分は、wordpressの管理画面で十分ですね。 サーバートラブル時などは、実際に経験してみないとわかりませんが、安いサーバーに十分なサポートは期待できないでしょう。 この辺はエンジニアのスキルが問われる部分かもしれませんね。

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