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音声認識スピーカーを便利に使っている人とそうでない人とで、生活ITレベルの違いが明確になってきているようです。
先日、
茂木健一郎さんとお酒を飲む機会があり、話を聞いていると、茂木さんは非常に生活ITレベルが高く、テレビメディアをたくさん否定していますが、彼が人気のある要員として、自分の確固たるポリシーと主張が一貫していてそれに対しての正義と悪のような感覚になっているように感じましたね。
話がそれましたが、人類の発展は20世紀に入ってからITの発展とともに進んでいます。
もはや電気エネルギーが無いと、人類はまともに生活できなくなってしまっています。
もちろん、無人島生活のような、非電力で生きていくことは可能だし、キャンプやアウトドアなどが人気向上している背景には、IT生活と違う非日常体験は、遊園地でジェットコースターに乗るような感覚なんでしょうね。
そんな生活ITレベルを向上させるべく、AmazonEchoSpotの購入を試みてみました。
AmazonEchoSpotについて
知っている人はここは読まなくてもいいのですが、知らない人の為に、簡単に説明しておくと、
最初に発売されたAmazonEchoは、GoogleHomeなど音声認識スピーカーとして、人気を博しました。
「アレクサ」と声をかけると、人工知能のAIアレクサが、なんでも質問に答えてくれます。
Googleの発売している「GoogleHome」は、「オッケーグーグル」で、人工知能と会話ができるし、iPhoneであれば、「ヘイシリ」ですよね。
アレクサではない名前もセットできますが、何事も標準的な使い方が基本の為、うちではアレクサで運用しています。
そんなAmazonEchoも「EchoPlus」やら、「EchoDot」などのように、性能差をつけていくつかのバージョンが発売されていますが、そもそも音声でのやりとりが基本であったEchoシリーズなのに、掟破りのモニタを搭載したのが「Echo Spot」というバージョンなのですね。
もはやスマートフォンを置いているのと変わらないのでは無いか?と感じてしましますが、Amazonのやっていることなので、「何かしらのユーザーベネフィットがあるはず!」と勝手に思い込み、思い切って購入してみることにしました。
というのは建前で、実はAmazonがよく行なっているタイムセールで2台購入すると、6,000円ほど値引きして売っていたので思わず購入してしまいました。
音声スピーカーとの違いは?
これまでのEchoシリーズも性能差を確認するためという研究開発目的で、3シリーズを購入してみましたが、正直使い方が同じなので、音質や外部スピーカー連携などを考えない僕としては一番安いEchoDotがあれば十分という評価でした。
EchoSpotの評価は、これまでの音声スピーカーとは違い、モニタがあることで数々の良いポイントが存在することに気がつきました。
画面があると、音声なしでも動作する
アレクサに話しかけることで動作する音声スピーカーは、操作トリガーが音声になるため、自宅にお客様がきているタイミングなどで操作するのが非常にこっぱずかしい状況になります。
モニタがあって、タッチパネル操作ができるというだけで、そうした事を除外できるため、やはり操作トリガーというUXは、数多く選択肢がある状態の方が便利だと実感!!
テレビ電話がわかりやすくなった。
これまでは大体がLINEやFacebookメッセンジャー、スカイプ、Slackなどのビデオチャットでテレビ電話する事で仕事の会議や、友達との雑談が自宅でできていたんですが、テレビ電話も屋外でする事自体がほぼ無いことを考えると、据え置きのテレビ電話専用端末として使えるEchoSpotは非常に有能な端末であると考えられます。
常に何かしら表示してくれるおもてなし
EchoSpotは放っておくと、ニュースやトピック、天気など、多くの人が毎日使う頻度の高いであろう内容をモニタに常に表示してくれています。
これは、フォルトで何もセットしていなくても表示されているので、初心者にとっては非常に便利機能であると言えますよね。
UXとして有効だと思ったのは、操作マニュアルなども時折流れてきて、「○○と言ってみて!」などと表示されていることがあります。
これは音声のみでは不可能な手法で非常に有効な手段であることがわかりました。
初期設定をするときにアップデートなど少し時間がかかってもたついてしまいますが、音声操作のみよりもよほど設定はしやすいし、プログレス(進捗)が視覚的に確認できるのはポイント高いですね。
まだ、会話レベルでしか使っていないですが、今後玄関のインターホンなどと連動できると、生活の密着度も向上すると考えられますね。
生活ITレベルについて
最近の若い子たちは、教えてもいないのにスマホの使い方がこなれていたり、パソコンなんかは難儀せずに使いこなせているようですが、少し年配の人は、僕の周辺では、「パソコンが苦手」と自分で言っている人の方が多いぐらいです。
もちろんエンジニアレベルの詳しさではないにしても、このジェネレーションギャップは、ITに対しての苦手意識があるかないかでおきているようです。
冷蔵庫が喋ってくれる製品や、洗濯物を自動的にたたんでくれる製品が発売される世の中になってきて、もはやどんな魔法を使ってもITの力でできてしまうというレベルになってきています。
生活をより便利にしたければ、個人のITレベルも向上させなければ、せっかくの未来的製品を使いこなすことができないでしょう。
ITは苦手と言って人任せにするぐらいなら、自分で率先して使って、もっと便利にするアイデアを閃いた方がよほど明るい未来が来ると思うんですけどね〜。
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