人が成長するたった3段階の過程

2018/09/28

学習 日記

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人が成長する為には、大きく分けて3段階の過程が存在する。 さらなる高みに行きたい時には、この段階を追っていく事が近道であるとも考えられるし、順番は前後しても構わない。
1. 真似る 2. 追求する 3. 教える
そして、そもそも人は成長する事を欲する生き物であるという事が大前提なのだが、会社などの仕事においては、その道のプロになる事が成長するという事に繋がる為、これもまた同じ理論で過程を辿ればいい。

真似る

大きくなったらプロ野球選手になりたい。有名な歌手になりたい。偉大な研究科になりたい・・・ という風に子供の頃に思っていた人は、憧れの人がいて、その人の真似をひたすらやっていた人も少なく無いでしょう。 子供でなくても、会社に新入社員で入社した時に最初にやることは、先輩社員の真似をする事という企業も多いはず。 人は何かを成長したければ、その道の先駆者の真似をするのが1番の近道なのである。 そして、真似をする時に、真似る事すら難しいという事を理解できて初めて、その道の険しさを知る人もいるでしょう。 とにかく独学で行うという人もいるかもしれませんが、何かしらの先駆者の恩恵を受けずに成長していく事の方が情報過多な現在で考えると難しいかもしれませんね。 そして、真似る事を「猿真似」として、ネガティブに捉える人もいるかもしれませんが、スポーツ選手でも、学問の教授でも、基本は教科書では真似ることから教えられるはずです。 まだスタートラインに立てていない人は、目標になる人の真似をするだけで第一歩が踏み出せますよ。 目標になる人がいないという場合は、何をしたいかを再度考えてみましょう。 エンジニアで言うところの見習い段階です。

追求する

成長の第二段階は、真似た事を元に、自分なりに解釈して、それらを改良、改善してみる事です。 そして、これらは、「研究」という段階でもあるし、自分の疑問を自分の手で探求していく作業でもあります。 よく初心者で、真似る段階でわからない事を質問してくる初心者がいますが、第一段階での真似るは、こうした疑問を溜め込む場でもあり、その場で先駆者に聞いて答えを鵜呑みにするのではなく、この第二段階で自分の手できちんと実証実験してみる事が、よりクオリティの高い成長につながります。 ありきたりな他の人と同じ様な疑問を持てない人は、それなりの成長しかできないが、人が気にならない様な事を徹底的に疑問に持ち、それを自分の言葉で調べ抜いて考えて、自分の答えを持てるというタイプの人が、より高い成長をする人であることは、よくわかると思います。 少なくとも、この工程が辛い人は、その道に向いていないかもしれないし、辛いけど踏ん張っって頑張れる人は、まだ成長できる人のはずです。 エンジニアでいうと、ほとんどの領域の人がこの段階です。

教える

大体の人が、第二段階で終わるのですが、その先に「教える」という工程があり、自分が学んだ事をちゃんと後輩に継承していくという組織的な考えや、初心者の人からの質問にちゃんと答えられるというレベルの段階が、この第三段階の「教える」工程です。 人が人に教えるという行為は、最も人を成長させるという事は、脳科学者などでも言われている通り、人に教える行為は、その物事を極めないとできません。 そして、教えるという行為自体が、人の欲求にも含まれており、人に教えて、相手に対して学習を促す事で、人は快感物質が出る場合もあります。 学校の先生などは、さほど高給でもないのに、毎年同じことを数十人の生徒に何十年にも渡って行えるのは、こうしたご褒美があることを知っているからかもしれません。 そして、ここで最も重要なのは、第二段階までは、すべてが自分の為だったのに対して、この「教える」という工程は、相手の為に行う行為であり、自分へのプロフィットは、あまり感じにくいものですが、人に教えることによる、その知識や考え方、技術などが、より自分のものとして定着するという、学習レベルアップを感じることができる人がこの工程の本当の意味を知る人でしょう。 人に教えながら自分も教わっている状態なのですが、初心者から質問されて、初めてその疑問に気がついたという教師も多いと思いますが、これまで、自分で疑問を持って自分で解消してきた事が、他人のブレインの事も自分で解消するというレベルになるわけです。 この段階で、これを嫌がるようであれば、第二段階レベルの人なので、成長はストップしている訳ですが、教えて学習できる人は、青天井のように、成長が止まらなくなります。 エンジニアでいうと、技術博士レベルになり得る人ですね。

成長はおもしろい

人間というのは、成長するために生きている訳で、成長する事に喜びを感じない人はいません。 ただ、成長の仕方がわからない人は、教えてくれる人を探すのではなく、自分から真似できる人を見つけ、どんどん手を動かしていく人が成長ができる人で、 一つの物事にこだわらずに、いくつも真似をしまくって、一番しっくりきた事を追求する、そして、それをたくさん繰り返して多趣味になっていくような人もいます。 学生時代に勉強がとにかく嫌いだった僕が、社会に出て、勉強が好きになったのは、成長する自分という事に気がついたからかもしれません。 成長する人、成長しない人、あなたはどちらですか?

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