簿外資産のオペレーティングリースはどのくらい節税にいいのか?

2025/04/23

勉強

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eyecatch 有料納税者になりたいと切に願っている、ユゲタです。 脱税なんてやる人は、知識の乏しい人じゃないですか? 以前(数年前)からウチの会社の顧問税理士と話をしていて、何かいい節税はないか?と色々と情報収集をしていたところ、 「自販機リース」という提案を、とある保険会社さんからいただきました。 桁の違う、ヘリコプターリースや、ジェット機リース、などのモノもあるらしく、 これらを会計的には「簿外資産」と呼ぶらしいですね。 こういう知識を持っていると、適切な節税が行える他、将来の備えにもなるし、何より色々な安心感に繋がります。 ということで、最近覚えた簿外資産という言葉と、オペレーティングリースという言葉について、知らない人のために、解説と自分の意見をブログにしたためておきたいと思います。

税金って高いけど義務なんだよね

会社を経営している自分にとっては、会社の会計と、自分個人の確定申告の為の帳簿が、2種類存在します。 会社は6月末決算で、個人は12月の年末締めなので、半年毎に締め作業を行なっています。 実際は、税理士さんがやってくれるので、売上(収入)とコストの帳簿付けのみやってるだけですが・・・ でも、全体の会計を見据えて、本年度の税前利益がどのくらいになるかを考えると、売り上げが高くなりすぎると、その分税金額も膨らんで、 一生懸命売り上げを上げたのが少しアホらしく思える金額になる場合もあります。 ちなみに、利益における税金って、企業の場合どのくらいかというと、金額比率によって税率は変わるんですが、 だいたい37%ぐらいと考えておくのがいいようです。 37%の内容の法人(所得)税、住民税に加えて、消費税も発生するので、実際は、40%オーバーぐらいになる感じですね・・・ あれ?税金ハンパねえ・・・!!! これらをバカ正直に支払っていると、少し勿体無い感じもするので、できるだけ必要なものはコストとして購入して、 利益を軽減させるというのが、節税対策の本質です。 30万円以上が固定資産になるので、100%コストにならないという話はここでは省きます。

コストとして使えるオペレーティングリース

最近街中で見かけるようになった、ポ○モンカードの自動販売機は、とある会社が、出資者を募って生産出荷しているオペレーティングリース商品だったということを知りました。 ざっくり説明すると、一口300万円として、それが自販機1台分のコストになるようです。 それを、「工業会の証明書」というのを取得すると、設備投資という名目で全てコスト形状できるようになるようです。 工業会証明書の詳細 他にも類似の助成金のような証明書があり、これらを利用することで、会社がそのリース商品の製造コストを担うという意味合いで、コストを使う事ができます。 300万円という金額から、一般庶民ではなかなか手が出にくいかもしれませんが、年間1000万円ぐらいの個人事業を行なっていたり、株式会社を経営していて、数百万単位での利益がある場合は300万円が一気にコストになるってかなり魅力に感じると思います。

300万円は戻ってくるの?

心配しなくても大丈夫です。 この投資した300万円は、5年間に渡って、月額売上という名目で、分割して入金が行われるようになります。 このモデルを提案してきた保険会社さん曰く、「120%のリターンが見込める投資です」とのことです。

簿外資産の実態

資産は、会社の損益計算書に必ず書き込まれているはずなんですが、 このオペレーティングリースを利用すると、一旦会社から、300万円が支出されますが、 その後まるまる戻ってくるという事から、簿外資産という扱いになるようですね。 国が運営する「倒産防止保険」という年間最大470万円のコスト形状ができる定期預金のようなモノもありますが、 これは上限が800万円までしかプールできないうえ、一旦満額になると、解約して全てがそのタイミングで会社の売り上げになってしまうので、 よほど赤字を出した時とかに使わないと、税金額が半端なく発生してしまうようになります。 うまく簿外資産と組み合わせて運用すると、節税対策にもできるでしょう。

あとがき

今回の内容は、税理士さん曰く、あくまで現時点(2025年時点)での節税対策であり、 今後の法改正によってまるっきり変わってしまう可能性もあるので、永久的に安心という技ではないそうです。 さらに、オペレーティングリースは、ちゃんと経営コストを理解して、管理できている人のみができる少しだけセレブリティな方法なので、裏技扱いとして、あまり大きく公表される事がないようです。 なので、このブログに書く事で、色々な方面からのバッシングを受けるかもしれないけれど、食料品の値上げなどに加えて、社会保険料もインクリースしまくっている日本の実態を考えると、 節税思考は、脳トレというよりも、必須の学習事項のようにも感じました。 ちなみに、オペレーティングリースは、知っている限り下は、300万円から、上は億単位の青天井のモノもあるらしいので、調べてみると下手な投資をするよりもいいかもしれませんね。 注意点としては、リース対象の会社が潰れたりすると、回収が不可能になるので、投資額をまるまる損してしまう可能性もあるので、詐欺も含めてあまりにもリターンが大きなリースは避けた方がいいかもですね。 あくまで、リターン額よりも、節税効果で100%還元が担保されるというぐらいが安心だと考えています。(それだけでもないけど) とにかく、節税対策の勉強を最近しまくっている、駆け出し経営者のユゲタでした。

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