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[技術書籍レビュー] UI モデルベース デザイン

2026/10/11

レビュー 本

t f B! P L
eyecatch 「UIって何?」 と聞かれたら、ちゃんと答えられる人って、どのくらいいるんでしょうか? デザインのこと? 見た目をよくすること? 使い勝手がいいこと? UserInterface の略であるということは、何となく、誰でも知っていると思います。 でも、そこから先の、 実際にどういう事なのか? 何が良くて、何が悪いのか? と言う事に明確に答えたいと思った人は、この本を読んでみるといいでしょう。

レビュー

★★★☆☆
無難な点数ですが、「凄くいい」というほどでも無いが、読んだだけの知識は身につくし、 初心者レベルの人は、読むとためになる本でもあると言うことがわかりました。 そして、「デザイン」という言葉には、様々な意味で使われることが多いのです。 UIもデザインだし、設計も、概念すらもデザインと表現されます。 ハードウェアもソフトウェアもデザインするということから、 デザインという言葉の幅広さはよくわかると思います。 この書籍では、ソフトウェア設計におけるUIデザインを主体にかかれています。 もう少し幅広く書かれている箇所もありましたが、自分は、この目的として読んでみました。

この書籍で学べるポイント

UIとは何?

使いやすいソフトウェアというのは、「いいデザイン」と表現されます。 いいデザインというのは、「説明が少なくても、目的に達しやすい」という特徴があります。 これは、設計者が内部の情報をできるだけ隠して、システム部分というよりも、「目的に到達するためにいかにわかりやすく設計するか」という思考で作られたUIであることが多いようです。 ソフトウェアを扱うためには、必ずUIが必要です。 アプリ、OS、ファームウェア、ライブラリ、ミドルウェア・・・ 色々なシステムがソフトウェアとして提供されていますが、全て何かしらのUIに依存しているはずです。 そもそもUIは、システムとユーザーを繋ぐ架け橋のようなものです。 見た目でわかりやすくした、OSのデスクトップのことを、 GUT(Gurafical User Intaerface) と言うし、 かつてのパソコンやサーバーで使われているのは、 CUI(Command User Interface) です。 これらを全てひっくるめたものが、UIで、もっとユーザーよりなものから、システムよりなものまで、何から何までUIなんです。 コンピュータや、システムを利用するユーザーと、ガジェットも含めたシステムとの間は全てUIだと考えてもいいかもですね。

情報アーキテクチャ

UIデザインでは、多かれ少なかれ、 情報構造を形作る能力 = 情報設計力 というのが求められます。 この情報構造のことを、「情報アーキテクチャ」と言います。 これは、情報を見つけやすくするために、ある一定のスキーム化された情報構造のことを指します。 ソフトウェアの種類によって、様々な情報が存在しますが、これらを整えることが、エンジニアの仕事であり、 UIデザインの真骨頂と言えるようですね。

UIデザインの柔軟性に対する考え方

・設計上1つだけでいいとされるものは、本当に1つなのかを疑う。 ・2つ以上存在するものは、上限無制限として扱う。(上限が無い状態) ・並び順の変更可能性を想定する。 ・継ぎ足しできる余地を残す。 ・その仕組みが消される可能性を考慮する。 ・空の状態を想定しておく。 ・作業の手戻りを許容する。 ・手戻り範囲を計画的に決めておく。

良いUIデザインの条件

・コンピュータは繰り返すことが得意である。 ・ソフトウェアの本質は複製されることにある。 ・パターンは、ユーザーの学習の手助けをする。 ・繰り返し現れる構造はパターン化して再利用を促す。 ・デザインパターンを取り入れる。 ・アンチパターンを避ける。 ・同じ意味には同じ表現を当てる。

モデル/インタラクションテクニック/ルック&フィール

UIデザインにおいて、 情報を整理する作業が全体の6割、 インタラクション関連が3割、 見た目関連が1割、 これで見積もるのがいいようです。

あとがき

UIについて、深く学びたいと思ったら、読んでみると色々な気づきがある書籍でした。 表示だけじゃなく、アーキテクト全体の中での要素のフルーピング方法や、仕事におけるUIデザインの考え方など、 経験者の人の話が聞けるのは、非常にありがたいとも思います。 UIに関する知見は、設計者の経験スキルが非常に大きい割合を締めることを考えると、 たくさんのUI構造を知る、作る、改善するなどの作業を、よりおおく作った方がいいかとも思いました。 それらをやりながら、この書籍の知識を蓄えていくことで、いいUIが作れるようになることが合わせてわかりました。

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