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「相談がある」と言ってくるやつはたいした話をしない説

2026/10/20

コミュニケーション マインド 日記

t f B! P L
「相談に乗ってもらえる?」とか「ちょっと話をきいてもらえない?」 と、友達や知り合いから言われることがあります。 そう言われるとなんとなく「その人の人生の重大な選択でも相談されるんじゃないかと」と、身構えてしまいますよね。 でも実際は、ほとんどの場合、 「聞いたことも無いゲームのサブスクに入った方がいいか、入らなくてもいいか」とか、 「コミュニティの入会にさそわれたんだけど、どうしよう」とか・・・ ホントに自分には全く関係がないどうでもいい事が99.9%ぐらいの確率なのだ。 メシ食いながらとか、酒飲みながらの話ならまだいいかもしれないが、 わざわざ、メールやチャットで、もったいぶった言い回しで、かしこまっていってくる人が多くてホント迷惑しています。 まだ、ITに関して、 「パソコンが壊れた」とか、 「ファイルが消えた」 みたいなほうがカワイイとすら思えてきます。 今回は、こんな風に人から相談される場合の心構えなどを思考してみたいと思います。

「相談」という言葉の期待値が高すぎる

「相談がある」という言葉には、なぜか重みがある。 「ちょっと聞きたいことがある」 これぐらいなら、そんなに構えないでしょ。 「これってどう思う?」 これも悪く無い。 ところが、 「相談がある」 と言われた瞬間、脳内で勝手に重要度が上がる。 「これはちゃんと話を聞かないといけないやつだ」 と思ってしまう。 そして実際に聞いてみる。 「今度、車を買い替えようと思ってて……」 「ああ、うん」 「白と黒、どっちがいいかな?」 ・・・ お前が好きな方にせいや!!! と心の中で思ってしまう。 わざわざ、そんなことのためにこっちの時間を奪うな!が本音で、 仕方ないから、「黒!」と答えてあげてます。 まあ、友達の会話ってこんなモンなんだよね実際。

本当に深刻な相談は、意外と「相談がある」と言わない

逆に、本当に悩んでいる人は、 「ちょっと相談があるんだけど」 とは言わないことも多い。 普通に話している途中で、 「実は最近、会社を辞めようかと思ってる」とか、 「家族のことでちょっと問題があって」とか、 「これからどうしたらいいのか分からなくて」 と、突然本題が出てくる。 こちらとしては、 「えっ、そんな話だったの?」 となる。 つまり、本当に重い話ほど、前置きが軽い。 逆に、前置きが重いほど、中身が軽い。 そんな傾向があるような気がする。 もちろん、全部がそうだとは言わないけどね。 あくまで私の個人的な「あるある」でもあるという話。

「相談がある」は、実は相談ではない

さらに厄介なのが、 「相談がある」 と言いながら、すでに本人の中では答えが決まっているパターンだ。 「会社辞めようと思ってるんだけど、どう思う?」 と聞かれたので、 「まあ、辞めたい理由がそれだけあるなら、辞めてもいいんじゃない?」 と答える。 すると、 「でもさ、今辞めるのはもったいないと思うんだよね」 と言う。 「じゃあ、続ければ?」 「いや、でも今の会社がさ……」 「じゃあ辞めれば?」 「でもさ……」 ……。 まじでムカつく。 これは相談ではない。 ただ話を聞いてほしいだけだ。 そして最終的には、 「まあ、もうちょっと考えてみるわ」 と言って終わる。 こっちは一時間ぐらい使って、何も解決していない。 でも本人は、 「相談してよかった」 と言う。 まったく、なんだったんだとしか思えないし、こっちは時間の無駄としか感じられない。

相談には3種類あると思う

個人的には、世の中の「相談」には大きく3種類あると思っている。

① 答えが欲しい相談

「AとB、どっちがいい?」 と言われた場合、これは普通の相談。 答えを求めているのが分かる。

② 考えを整理したい相談

「自分ではこう思っているんだけど、どう思う?」 と言われた場合、これも相談。 答えそのものより、人に話すことで自分の考えを整理したい時の相談だ。

③ ただ聞いてほしい相談

「ちょっと聞いてよ」 と言われた場合、これも相談と思いがちだが、 これはもう「相談」というより、 「愚痴を言いたい爆発寸前の火山」くらいに思ったほうがいいかも。 相手は答えを求めていない。 「そうだね」 「分かるよ」 「それは大変だったね」 このあたりを適度に挟んでおけばいい。 下手に解決しようとすると、 「いや、そういうことじゃなくて……」 となる。 とにかく、めんどくさいやつや!

自分も「相談がある」と言ってしまう

そして自分も「相談がある」と言ってしまうことがある。 そして、たいした話ではないのも事実。 「ちょっと相談があるんだけどさ」 と言いながら、 「このWebサイト、ここのボタンを右にするか左にするか迷ってて」 なんて話をしている事を思い出した。 相手からすれば、「知らんがな」である。 でも本人にとっては、結構重要なのだ。 つまり、相談の重要度は、話の内容ではなく本人の困り具合で決まる。 他人から見ればどうでもいいことでも、本人にとっては大問題。 そう考えると、 「たいした話じゃないじゃん」 と笑うこともできないという、自分に気がついた。

「相談がある」と言われたら、期待しないことにする

最近は、「相談がある」と言われても、あまり身構えないようにしている。 「はいはい、何でしょう」 くらいで聞く。 会社が倒産する話かもしれない。 恋人と別れる話かもしれない。 人生について悩んでいるのかもしれない。 あるいは、 「このカレー、甘口と中辛どっちがいいと思う?」 かもしれない。 何が出てくるか分からない。 だからこそ、「相談」という言葉だけで話の重要度を決めない。 これが一番いいのだ。 そして逆に、自分が誰かに「相談がある」と言うときは、少しだけ気をつけようと思う。 相手はきっと、 「何か重大なことが起きたのか?」 と構えるからだ。 その状態で、 「ところでさ、iPhone買い替えようと思うんだけど、Proと無印どっちがいいと思う?」 なんて言ったら、 たぶん相手の心の中では、 「それを相談と言うな!」 というツッコミが返ってくるか、眉間に皺を寄せている事が想像できる。 ということで、今回の結論。 「相談がある」と言ってくるやつは、たいした話をしない説。 ……ただし、 「ちょっと大事な相談がある」 まで付いた場合は、さすがに少し警戒したほうがいい。 そして、 「誰にも言わないでほしいんだけど」 ここまで付いたら、 もうスマホを置いて、ちゃんと話を聞こう。 たぶん、そのときは本当に相談である。

あとがき

「相談」という言葉は本当に不思議だと思った。 言われた瞬間に、聞く側の心構えが変わってしまう。 まるで魔法の言葉だ。 だから、もしかすると相談する側に必要なのは、相談内容だけではなく、 相談の前に相手へ与える期待値のコントロールなんではないかと思った。 まあ、そんなことを考えている時点で、 自分自身もたいした相談をしていないのだろう。 ということで、今日はこれくらいで。 ……あ、そうそう。 ここまでブログを読んだ人に、ちょっと相談があるんだけど・・・ このブログ、面白かった?

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